トントン拍子で話しは進んでいるのですが、これだけの高額な買い物、この1社だけで決めてしまっても良いのかという気持ちが出てきます。
私(夫)としては、今話を聞いている建築士さんの価値観に共感出来ているし、これまでの建築事例を見ても、出来上がるものにほぼ間違いはないという確信を持っていましたが、こういう点では女性の方が慎重になるのでしょうか。
まぁとりあえず他のところも調べて話を聞くだけ聞いてみようと思い、別の建築事務所に予約を入れます。
訪問日になり、新しい建築事務所を訪れます。
事務所に通され代表の方のお話を伺いました。
確かにこの建築事務所の施工事例もオシャレな部類には入るのですが、私たちの感覚からすると「最近よく見るデザイン」というくくりで、面白さを感じませんでした。
具体的な例を挙げると、室内窓が取り入れられた建築事例が多くあったのですが、どれも窓枠が決まって黒なんですね。これ、私たちは嫌なんです。
全体的な印象としても、最近よく見るおしゃれっぽいデザインを取り入れているという感じで、表面的というか、しっかりとした自分たちの強みを持っているというよりは、トレンドを取り入れたような見せ方に感じました。社長もそれなりに若く、まだ経験値が浅い会社なのかな、という印象を受けました。
そのとき数十分お話しをしただけですが、代表の方の経験値を比較しても、恐らく先に話しを聞いている建築士さんの方が圧倒的な知見を持っている印象を受けました。
実際に住んでみて改めて振り返ると、最初の建築士さんに決めて本当に良かったと思っています。しっかりと自身で経験を積んでこられたことに加え、ご自身の美学を持っておられる方で、その感覚が私たちときっちりハマったという感じがありました。
そんなこんなで、一旦は会社のカタログなどを受け取り帰宅しましたが、ほどなくしてお断りの電話を入れました。
2社、3社と比較する方はもちろんおられると思いますが、自分たちの気に入るテイストがある程度明確なのであれば、そのテイストを持っていない他社のお話を聞くのは時間の無駄にもなります。
雑誌やホームページで紹介されている事例は、きっとそれがその事務所の渾身の作品のはず。それを見た時にマイナスの意味合いで引っかかるポイントが多いということは、その会社にときめいていない証拠なんだと思います。
そういった感覚的な部分も大切なんだと、今回のリノベーションの計画を通して感じました。
次はいよいよ契約!