「プラン3」の間取りについて解説します。

現在の間取り
プラン3の間取り

「プラン2」との違いといえば、浴室の位置、キッチンのレイアウトくらいでしょうか。
パウダールームと浴室の位置が左右反対に入れ替わっています。
そして「UB1418」となっており、「プラン2」の際の「UB1216」と比べ、浴室が一回り大きくなっています。
図面内のイラストからも、バスタブの形やサイズが変わっていることが分かります。
浴室が左に移動した分、廊下に面したクローゼットが大きく取られるレイアウトになりました。
浴室が大きくなったといっても、図面上の数字を見ているだけの段階では正直あまり実感はありませんでした。ただ、この間取りをベースに実際に採用することになった浴室とパウダールームの配置には、住み始めてから気づいた反省点があります。浴室をroom2(寝室)に隣接させてしまったことで、入浴中の水の音が思っていた以上にroom2まで響くようになってしまったのです。プランを検討していた当時は間取り図だけを見て判断していたので、そこまでは想像が及びませんでした。
パウダールームについて解説

パウダールームのところに「powder room(utility room)」と書かれています。
直訳して「実用的な部屋」。
この部屋は、例えば洗濯物を干したりたたんだり、アイロンがけを行ったりといった作業が出来る場所になることを想定しています。
キッチンについて解説

「プラン2」では図面の下側にある壁に面してコンロが設置されていましたが、このプランではパウダールームに面するかたちで設置されています。
また、冷蔵庫もパイプスペース(PSと書かれた箇所)を挟んでベランダ側に移動しています。
冷蔵庫の右側にあるスペースは、机を造作してワークスペースとして利用してはどうか、という提案でした。
ただ、実際にはコンロをパウダールーム側に向けて設置するとなると、排煙のためのダクトを新たに引き直す必要が出てきそうでした。のちに吊り戸棚を設置することになったのですが、煙の通り道を別途確保しなければならないとなると、その吊り戸棚の設置も難しくなっていたかもしれません。結果的に、コンロの向きはこのプランのままでは採用しませんでした。
一方で、冷蔵庫横の作業デスクは実際に採用しました。個室のワークスペースを確保できるほど余裕のある間取りではなかったので、リビングと一体化したこの作業スペースはちょうどよく、作ってみて大正解でした。
以上で建築事務所から提案のあった3パターンの間取りをすべてご紹介しました。
次のページでは改めて3パターン全てをおさらいしてご紹介します。実は、私たちが最終的に採用した間取りのベースになったのは、このプラン3でした。ただ、浴室とroom2の位置関係や、コンロ周りの取り回しなど、住みながら気づいた点を踏まえてさらに細部を調整していくことになります。そのあたりの詳しい経緯は、また別の記事でお話しします。