前回の打ち合わせで間取りはほぼ決まりました。間取りが固まって一安心していましたが、次はいよいよ「どんな雰囲気の部屋にしたいか」を具体的に伝えていく段階です。ここが決まらないと内装の方向性も定まらないので、地味に緊張していたのを覚えています。
ここからは実際のインテリアのイメージを、Pinterest(ピンタレスト)を使い建築士さんと共有していきます。
Pinterest(ピンタレスト)とは
インターネット上の画像をブックマークして、好きなテーマやジャンルに基づきまとめることが出来るサービスです。
ピンタレスト: Pinterest
https://www.pinterest.jp/
建築事務所側からアカウントを共有してもらい、そこに画像をアップロード出来るようにしてもらいました。
インターネットで家の画像や、インテリア系の画像を検索し、自分の好みのテイストのものが見つかれば、そのピンタレストにどんどん画像を追加していきます。
検索していたのは主に「北欧」「ホテルライク」といったキーワードで、期間にすると1〜2週間ほど。暇さえあればスマホでピンタレストを開いて、気になる画像を集めていた記憶があります。
ピンタレストの画面はこんな感じ(一例です)↓

こうしてイメージを共有していく中で印象的だったのが、建築士さんとの感性が驚くほど合っていたことです。提案していただくものがどれもオシャレで、「これは違うな」と感じることがほとんどありませんでした。もともとこの建築事務所が手掛けてきた過去の施工事例を見て「自分たちの好みのデザインばかりだ」と感じたのが依頼の決め手のひとつだったので、実際にイメージをすり合わせる段階になっても迷いなく進められたのは本当にありがたかったです。
好きなテイストは「モールディングの使い方にあり」と気付く。
この建築事務所にお願いしたい!と思う決め手になったのが、この「モールディング」を使用した内装デザインが得意だった点。
モールディングとは、床と壁の境に入る「巾木(はばき)」や、天井と壁との境の「廻縁(まわりぶち)」に使われる装飾材のこと。
実はそれまで、自分たちが惹かれる部屋の雰囲気が「具体的に何なのか」をうまく言葉にできずにいました。「なんかオシャレ」「なんか落ち着く」というふわっとした感覚はあるのに、それが何によるものかが分からず、もどかしい思いをしていたのです。
これまでインスタグラムやインターネットで色々な部屋の写真を見て「何となくこの部屋の雰囲気が好き」という感覚を持っていましたが、それが「モールディング」によるものだということに気付いたのは、リノベーションを考え始めてからのことでした。(実は「モールディング」という言葉を知ったのもこのタイミングです。)その正体を知ったとき、「これだ!」と腑に落ちる感覚がありました。あるとないとでは部屋の雰囲気がまるで違って見えることに気付かされ、自分たちが求めていた空間には、まさにこれが必要だったのだと実感しました。
こうして共有していったイメージをもとに、建築士さんの方でインテリアの設備を一旦選定してもらい、見積もりへと進んでいきます。今振り返ってみると、当時集めていた画像は北欧系というよりも、結果的には「ホテルライク」な雰囲気のものが多く集まっていました。実際に出来上がった我が家の内装にも、このホテルライクな要素のエッセンスがしっかり活かされていると感じています。
次からはいよいよ「見積り」編です。