転職

ブラック企業体験談エピソード メーカーA社(WEB制作、ECサイト運営、DTP)

自身が過去に就職していたブラック企業でのエピソードを紹介したいと思います。

今回はメーカーA社でのエピソード。

会社概要

業種メーカー
従業員数20名
年商3億円
職種事務職
ブラック企業ポイント社会保険加入なし
残業代なし
賞与なし

エピソード

入社時の話

まず面接の際に話されたのが、「当社は社会保険に入っていないので、自分で国民健康保険に入ってください」ということ。

当時、仕事出来るなら何でも良いや、くらいにしか考えていなかった私は、そんな条件でも大きな違和感を感じることなく就職してしまったのです。

仕事内容について

実店舗を構えながら、ネット通販事業も展開するメーカー企業にて、ネット通販部門の運営と、自社製品のカタログ制作を行うのが主に私の仕事でした。

ネット通販、カタログ制作でともに関わってくるのが、商品およびモデルの写真撮影。
私が入社した当初は外部のプロのカメラマンさんに撮影をお願いしていましたが、私にもカメラの知識が少しあったため、カメラマンさんを呼ぶまでもない内容の時は私が撮影をすることもありました。

ただ、次第にその割合が増えていき、いつの間にか「もうカメラマンは呼ばないから、君が撮影をやってほしい」となりました。

まだ若さもあったため、そういった形で仕事を任されることに誇りを感じ、頑張ることが出来ました。

新商品が出るたびに商品自体の撮影と、モデルさんを使っての使用シーンの撮影が入ります。

年に2度制作する自社カタログは100ページ超えの大作なのですが、何とこれの制作作業に当たれる人員が私しかいないため、一人でこなさないといけないのです。

コンテの制作から実際の撮影、ページデータの作成、修正対応、入稿作業。
およそ1.5ヶ月くらいで全てをこなしていましたが、特に入稿の締め切り1週間前くらいからは徹夜も続くようなしんどい業務となっていました。

決定権のある上司が本社にいない

会社には支社がありましたが、その支社の方に社内のあらゆる物事に対する決定権を持つ上司が居たため、カタログの制作をはじめすべての内容チェックをそちらに投げないといけないのです。

データを投げて電話でチェックの依頼を行ってもすぐに見てもらえるわけではありません。
その待ちだけで数時間、半日なんてザラなので、その間にまた別の作業を進めるといった具合です。

その頃になるとどうせ終電には間に合わないので、はじめから自転車で通う始末。
深夜を回って空が明るくなる頃にフラフラになりながら自転車で帰宅し、シャワーを浴びてまた出社をする、そんな状況でした。

概要にも書いたように、残業代は出ません。

学生時代から漠然と「デザイナー」という言葉に憧れを持っていたところがあり、そういった仕事が出来ることを誇らしく感じていた一方で、この生活が続くのは良くないと考える自分もいました。しかし、再び転職するということの壁が高く感じられ、この会社でしばらく仕事をすることになります。

一人のカリスマに頼る危うさ

上にも書いたように、商品の方向性や自社の広告など、すべての内容に対しての決定権が社内に居る1人のカリスマに委ねられていました。

この会社ではその人が白だと言ったら白だし、黒だと言ったら黒なんです。

なので、商品が売れるかどうかもその人次第。
今思えば何て危うい経営なんだと思いますが、会社の内容、規模から考えると無理もないかというところです。

仕事内容以外の部分の話

月に一回、支社のスタッフもやってきて経営会議が開かれていました。

主に売上の報告と新商品のコンセプトやデザインに関する内容の会議でしたが、この会議の後には決まって皆で食事(夕飯)に行くのです。

当時は一人暮らしだったため、食事自体は美味しいものが食べられるので嬉しいのですが、そのあと2軒目、3軒目とダラダラと飲みに行くのが本当に苦痛でした。(自分はお酒を飲まないもので…)
そんなの断れば良いじゃないか、というごもっともな意見があるかと思いますが、当時の私にはその勇気が無く、「早く帰りたい」とストレスを抱えながら、その場がお開きになるのをひたすら待っていたのを覚えています。

そもそも、売り上げにゆとりがあるわけでも無いのに、この毎月の食事代、支社からの交通費などはバカにならないと思うのですが、今思えばどうなっていたのか謎です。

まとめ

今働いている会社からは考えられないような環境ですが、この経験は自身の中で確実に生きています。それはスキル面もさることながら、二度とこのような環境では働かないぞという戒めにもなっています。

比べられる立場になったからこそ実感することですが、やはり働いた分しっかりとお給料をいただき、会社の福利厚生もしっかりとしている、夏・冬には賞与がいただける、そういった企業に就職することは大切だと思います。

自身の「やりたいこと」や「夢」を追いかけ、それを仕事に出来ることに喜びを感じられるのであれば、それが原動力となり生涯続けているのかもしれません。

ただ、家庭を持ったりと、人生のステージが変わってくると価値観も変わってくるもの。
家族がしっかりと生活していけるだけのお金が必要になりますし、その仕事を続けた先の自身の姿、家族との生活もイメージ出来ないといけません。

もしこの記事を読んで、今置かれている自身の環境に疑問を感じる方がいれば、転職を考えるタイミングかもしれません。
「本当はどうありたいか」に応えられるのは自分自身だけです。

転職は自力で行うのではなく、プロの力を頼るのが幸せな転職を実現するコツです。

ちなみに、過去に書いた記事にはこのような内容もあります。
少しでも参考になれば幸いです。

【新卒の方へ】ブラック企業で10年勤めた経験者が作る、ブラック企業の見分け方チェックリスト

【ブラック企業を10年経験】良い会社の見分け方

優良企業&収入アップの転職を図り、次を最後の転職にしませんか?

年収を1.5倍にした経験者が語る、転職によって年収をアップさせるコツ。

「途中で辞めるなら最初からやるな」なんて言われるけど

【新卒の方へ】ブラック企業で10年勤めた経験者が作る、ブラック企業の見分け方チェックリスト

大学を卒業してからおよそ10年の間、ロクな転職活動もしないまま数社を転々としてきました。
就職した会社はすべて、いわゆる「ブラック企業」。

第二子の誕生に合わせて本気の転職活動を行い、無事に優良企業に就職することができ、はや5年が経ちました。

人生初めての優良企業への就職。

これまで働いてきた会社とは環境が何もかも異なっており、こんなにも社員のことを考えてくれる企業があるのだな、と日々そのありがたさを実感しながら働けていることに幸せを感じます。

これまで10年間ブラック企業で働いてきた経験があるからこそ分かる、ブラック企業がどうかをチェックするためのリストを作成しました。
面接の際などに確認してみましょう。

※自身の経験に基づく、一個人の見解です。

ブラック企業を見抜くためのチェックリスト

常に求人情報を出している

離職率の高さの裏返しです。
急いで転職を考えなくて良い状況であれば、しばらく企業の求人情報を定点観察してみましょう。

既婚者が少ない

既婚者が少ない=給与の高くない、福利厚生の充実していない会社、という考えです。

役職が機能しているか、名ばかりの管理職が多い

実力主義である社風を強調。
年齢の若い社員が高い職位に就いている。
管理職が機能していない、など。

部署同士の関係性は良好か

これは就職前には分かりづらいポイントですが、社内でくだらない派閥争いや、部署同士の対立などが見られる場合、健全な体質とは言えません。
お互いが足を引っ張り合い、何のために仕事をしているのか分からなくなります。

残業代は条件なしで支給されるか

残業に対して、事前の申告制を課している場合があります。
業務が多く残業が発生してしまうのに、事前の申告のハードルが高く、社内にそうしないのが当たり前の空気が漂っていると、申告を行わずにタダ働きとなるケースも。
以前働いていた会社の一つがこの体質でした。数百万円単位でタダ働きとなっていたと思います。

賞与(ボーナス)が出るかどうか

業績に応じて支給するものなので、減額となったり出なかったりするという事態が発生するのは理解できます。
少なくとも、しっかりと夏と冬にはボーナスを支給してくれる会社を選びましょう。
年収でものすごい差が生まれます。

社会保険に入っているかどうか

入ってない会社なんてあるのか?と思われるかも知れませんが、入ってない会社で働いていました。
自分で国民健康保険に入らないといけないんです。
一般的には論外ですが、経験があったので念のため。

経営者の人間性

あれこれ企業関連の団体に所属しているなど、ビジネス面ではそれなりの顔があったとしても、社員に対して暴言を吐いたりするような会社ではダメですね。
また、トップダウンの影響が強すぎる場合には、名ばかりの役職の増加にもつながります。

社内のパワーバランスは健全か

一族経営の会社などの場合は、経営者の一族が要職に就いているケースが多いです。
このメンバーの無駄な発言力の強さが、周りの社員を疲弊させているといった状況であれば、健全ではないですよね。


他にも思い当たる項目があった場合には随時増やしていきたいと思います。
少なくとも、面接時や就職前にこれら複数の項目に当てはまる場合には、その会社はやめておきましょう。

ブラック企業を見分けるためのチェックリストを紹介しましたが、「良い会社の見分け方」も紹介しています。

「途中で辞めるなら最初からやるな」なんて言われるけど

最も自身の価値観に合わない言葉の一つとの出会い

「途中で辞めるなら最初からやるな」

昔よく父親に言われた言葉です。

私は、ハマればとことん突き進むのですが、合わないと思ったら継続することに疑問を感じてやめてしまう、そんな性格です。

とはいえ、この性格が特異で少数派の存在だとも思っていません。

大学を出て最初に就職をした会社は1年ほどで辞めました。

この時父親に言われました。
「辞めるなら、はじめからやらなければ良い」と。

でも、はじめる前からどうやってそのことについて深く知りますか?

会社なんて特に、入ってみて、働いてみてからじゃないと本当の中身は分かりませんよね。

仕事だけに限らず様々な方面で使われがちなセリフですが、私はこの「途中でやめるなら最初からやるな」というニュアンスの言葉が大嫌いです。

言い方を変えれば「やると決めたんだったら何があってもやり続けろ」ということなのでしょうが、そんな根性論が通用するのはごく一部の人たちでしょう。

その結果として得られるものには、忍耐力であったり、仕事では昇進、昇給といったものがあることも理解は出来ます。

人生の大半の時間を費やすことになる「職場環境」

サラリーマンを前提にすれば、人生の中で時間を費やす割合が最も多いところの一つが「職場」になります。
最近はテレワークも普及しているため一概に「職場」とは言い切れませんが、勤めている会社の仕事をこなす時間、つまりその会社に関わる時間というのが、人生で大きなウェイトを占めることになります。

これがあまりに消耗の激しい環境であるなら、見直しを検討するべきです。
特に、そこで我慢し続けて得られる結果が、本当に自分が心から得たいと思っているもので無いなら尚更です。
理由はシンプルに一つ、多大なストレスが日常生活に支障をきたすから。

特にあなたが既婚者で家庭を持っている方なら、パートナーや子供にもその負のエネルギーが伝播してしまい、環境が壊れてしまう可能性も大いに考えられます。

私自身はライフステージの変化に伴い「消耗」を感じる度合いは変わってきましたが、それは経験を重ねてきたからだと思っています。
世の中のことを何も分かっていなかった学生上がりの頃と比べれば、経験が価値観を変えてきました。

実は、大学を出てからというもの特にやりたい仕事も無かったため、初めに触れた1年でやめたという会社のあとも、複数回転職を繰り返し、振り返ってみたら「ブラック企業」と呼ばれるような会社にばかり身を置いていました。

過去に就職していたブラック企業の特徴をこちらのページにまとめています。

当然ですよね。
特にこれといったこだわりがなく仕事を探していたのですから、そんな私を採用してくれる会社もレベルが知れています。

転職活動を真剣にやってみた

子供が産まれたことを機に、これが最後となるようにと転職活動をまた始めました。

これまでは求人サイトを眺めて「自分にできそうな仕事」を自身で選び応募し、面接に臨むという流れでしたが、この方法をやめました。

私がやったのは、転職のプロに頼るというやり方。

学生時代にいわゆる”就職活動”をしなかったため、就職に関する基本的なこともあまり分かっていないような状態でしたが、初めて「転職エージェント」というものを利用してみようと思ったのです。

転職エージェントサイトに会員登録をし、サイト上に履歴書や職務経歴書を作成し保存。求人情報を見つけて応募する、という流れはこれまでと変わりませんが、エージェント側の担当者が1人、私に付いて転職活動のサポートをしてくれました。
驚いたのは応募企業との間に入ってやりとりを行ってくれること。
こちらが聞きにくいような質問を私に代わりに企業に聞いてくれたり、と本当に親身になってこちらの転職活動をサポートしてくれました。

これまでと圧倒的に違うのは、自分1人ではないという安心感。
転職のプロなりのノウハウを元に、様々なアドバイスをもらえました。

そんなサポートのおかげもあって、これまで経験したことのないような優良企業への転職に成功し、今では心身ともに安定した生活を送れています。

自分に適した環境に身を置くことができれば、こんなにも生活が楽になるのかと心から実感します。

とはいえ、そんな環境にあっても「途中で辞めるなら初めからやるな」という言葉が嫌いということに変わりはありません。

もし過去の私と同じ境遇におられる方がいたなら、この記事が少しでもその救いになれば幸いです。

ちなみに、私がお世話になった転職エージェントは下記「DODA」さんでした。

dodaエージェントサービスで転職

転職サイトはdoda

【ブラック企業を10年経験】良い会社の見分け方

アパレルや生活雑貨など、ECサイトの運営業務に携わってきましたが、これまで就職した会社はすべて「ブラック企業」。
トータルではおよそ10年間ブラック企業に勤めてきたことになります。

そんな経験があったからこそ「良い会社の見分け方」も分かるようになりました。
自身の経験に基づいた、良い会社の見分け方を紹介します。

経営面

どのようなビジネスを行っているのか、経営体質はどうかという側面では次のような点がポイントとして挙げられます。

業績が伸びている、もしくは安定している

上場企業であれば業績が公開されているため、例えば下記のサイトなどでも企業情報をチェックすることが可能です。

Yahoo!ファイナンス

ただし、大手企業であれば「良い会社」かというと、決してそうではありません。そのため、会社の規模だけで判断するのは早計です。いわゆる中小企業でも良い会社はたくさんあります。

貯金を多く持っている

上記のYahoo!ファイナンスの各企業の情報ページでも確認が出来ますが、どの程度のキャッシュを持っているかで、その企業の安定性が異なってきます。

将来性のあるビジネスを展開している

これからますます伸びてくる分野への投資、事業展開を積極的に行っている企業と、斜陽側にいる企業とでは将来性が大きく異なってきます。

高い業界シェア率

その業界において、どの程度のシェアを取っているかも、会社の将来を見る上では重要なポイントです。


環境面

福利厚生や社員の働く環境などの側面から判断するポイントをご紹介します。

既婚者が多い

これは大きな判断材料の一つとなります。
既婚者=家庭がある=それなりの安定した収入が必要、と考えると、既婚者の多い会社というのは、それなりに環境が整っていると考えられます。

明確な評価制度

昇進や昇給、ボーナス支給のための各条件が明確化されていること。
評価制度がしっかりと出来上がっており、立てた目標に対しての達成できたかどうかなど、評価の基準が明確であれば自身のモチベーションにもつながります。
ブラック企業時代は自身の給与の金額の理由も分からない状態で働いていたため、こういった制度があることに、ある意味カルチャーショックを受けたほどです。

残業代がしっかりと出る

無駄な残業に対して企業が給料を払いたくないという気持ちは分かります。
ただ、ベースとして「働いた分は出す」という考えがきちんとある企業かどうかを見ておきましょう。

年間休日の多さ、有給取得のしやすさ

土日や祝日はなるべく休みたいですよね?
隔週で土曜は仕事がある、という企業もたまにありますが、それで良いですか?
今置かれている状況と比較した時には妥協できるポイントになり得るかもしれませんが、その生活が数十年続くかもしれないと考えると、決して軽い条件ではないと思います。

また、有給休暇も実際にどの程度消化されているのか、そういったことも確認してみましょう。

まとめ

経営面では上記のようにインターネットを活用すれば知ることが出来ます。
環境面では実際に働いてみないと分からないという不安も大きいですよね。
しかも、面接時にストレートにそれらの要素を質問するのもなんだか気が引ける・・・そんな場合は転職エージェントを活用しましょう。
面接における心構えなどリアルなアドバイスがもらえるとともに、エージェントの担当者が間に入ってくれ、会社とのやり取りを行ってくれます。
その中で、自身では聞きにくいような上記の要素の確認をするのも一つの手ですね。

僕が無事に転職を成功させられたのは、DODAの担当者が親身になって自身と、そして会社とのコミュニケーションを取ってくれたからでした。
自分に合った、また応募先企業にあったアドバイスがもらえるのでオススメです。

dodaエージェントサービスで転職

転職サイトはdoda

【ブラック企業あるある・体験談】約10年間ブラック企業で働いてきて見えた、ブラック企業の特徴

今から約5年前までは、いわゆる「ブラック企業」で働いていました。

妻の出産をきっかけに転職活動をスタートし、ありがたいことに今では優良企業に就職が出来、大幅な収入の増加と共に安定した生活を送れています。

これまで特にやりたい事も無く、大きなこだわりが無いまま仕事を選んでいたため、実は複数回の転職を重ねており、小さな中小企業を渡り歩いて生活をしてきました。

今こうして優良企業と呼べる会社に自分の身を置くことが出来たことで、過去を振り返ったときに、これまで働いていた会社の特徴、ブラック企業と呼ばれる理由がより鮮明に見えてきました。

今、ブラック企業で消耗しながら働いている方、転職のきっかけを探さている方に少しでも助けになればと思い、この記事を書いています。

あくまで一個人の経験に基づく意見として捉えていただければ幸いです。

約10年間ブラック企業で働いてきて見えた、ブラック企業の特徴

ネットで検索すれば定番の特徴などは載っていたりしますが、この記事ではそういったところからの転用はせずに、全て自身の実体験に基づいた例を挙げていこうと思います。

家族経営でかつトップのワンマン経営

会社のトップである社長、その妻が人事もしくは経理担当、二世として社長の子供が社内にいるなど、家族経営でそのファミリーが要職に就いていることがあります。
社長の独裁制の高さが際立ち、発されるひと言ひと言に社内が戦々恐々としている状態。社長の妻の裁量で昇給やボーナス額などに影響が出る。社長と二世とのカリスマ性の差が大きすぎるなど。

名ばかりの役職

上の条件と重なる部分はありますが、トップダウンの傾向が強く、役職がほぼ機能していないパターン。
社長のワンマン経営がすさまじく、役職の付いた社員が辟易としており、社内に常にネガティブな空気が漂っている状態。

昇給・昇進の条件が明確になっていない

毎年若干の昇給はあるものの、その昇給のルールが明確になっていないことがあります。
給料はモチベーションに最も直結する要素の一つであるため、どうすれば給料や役職が上がるのか、ということは明文化されているべきだと思います。

残業代が出ない

さすがに表向きに「うちは残業代を出しません!」なんて宣言はしていないものの、残業に対して「事前の申請制」を設けている会社があります。
そして、その申請は上司への口頭連絡のみではNGで、「申請書」を出し、それが上司を通じて経営層に受理されないといけないというパターン。
そして、上司も経営層に気を使い、申請書を出させない空気を作る。
結果としてそれが社内全体の空気となって蔓延し、残業代が支払われない状態で仕事をしないといけない、ということになります。

既婚者が少ない

既婚者が少ない=給料の少ない会社、と言えると考えています。
自分ひとりの生活が維持できれば良いと考える人間と、家族の生活を支えていこうと考えている人間では、当然のように所得に対する意識が異なります。
そのため、既婚者が少ないということは、既婚者には向いていない職場、独身の人間が生活していけるだけの給料の会社ということです。
もちろん、ベンチャー企業、テック系の企業など、この公式が当てはまらない企業が多々あるのは承知の上です。

社会保険に入っていない

会社側に生じる社会保険料の負担を嫌がり、会社が社会保険に加入していないケースがあります。
この場合、従業員は個々人で国民健康保険・国民年金に加入し、保険料を納めないといけません。
会社が法律違反を行っているので、このケースは論外ですね。

社長あてに、目的が不明瞭な来客が多い

商談目的ではないにしても、取引先としてのコミュニケーションの一環で、担当者の来客があったりすることは珍しい事ではないと思います。
ただ、友人レベルの人間が頻繁に社長を訪ねて会社を出入りする、またそこで繰り広げられている会話が賭け事に関する内容であったり、下品な会話が多いといった状況だと、周りにいる社員のモチベーションは自然と下がりますよね。

今自身が置かれている状況について

上記のような職場を経験をしてきた私ですが、優良企業に転職が出来たことで、これまでの職場との違いを強烈に感じています。
主に挙げられる点は次の通りです。

  • 年2回の安定的なボーナス支給
  • 昇進・昇給の条件が明確
  • 残業代が問題なく支払われる
  • 上司が自身の役割をしっかりと意識している
  • 年間休日の多さ、有給休暇の取得のしやすさ
  • 法定外福利厚生の充実

大手企業に勤められている方、またいわゆる「ホワイト企業」に勤められている方からすれば当たり前の内容かもしれませんね。

まとめ

論外のレベルの内容もありましたが、改めて振り返ってみると、よくそんな環境で働いていたなと思わされます。
もちろん過去に働いていた特定の1社についての内容ではなく、これまでの経験を集約したものにはなっているのですが、自分自身としてはもう絶対にこのような環境では働きたくないと願っています。

とはいえ、これまでの経験があるからこそ今の環境に物凄くありがたみを感じることが出来ますし、無事に転職活動が成功して良かったと、心から思います。

お世話になった転職エージェントの担当者の方には本当に感謝しかありません。

もし昔の私と同じ境遇で、消耗しながら日々を過ごされている方がこの記事を読んでおられたなら、転職への1歩を踏み出されることを強くオススメします。

年収を1.5倍にした経験者が語る、転職によって年収をアップさせるコツ。

優良企業&収入アップの転職を図り、次を最後の転職にしませんか?

この記事は次のような方に向けて書いています。

  • 自分なりに頑張っているけれど転職活動がうまくいかない
  • 転職を重ねてきたけど、年齢的にも次を最後の転職にしたい
  • 結婚、子供が産まれるなどのライフイベントを経て、収入のアップが必須となっている

【結論】収入のアップ、優良企業への転職を本気で考えるなら、転職活動は転職エージェントを利用すべきです。

自身がこれまで職を転々としてきた経緯があり、また毎回の転職活動も我流で行っていました。
といっても別段大してことはしておらず、求人サイトで履歴書を登録し、目ぼしい企業に応募して面接を受けに行く、というもの。

結婚をし、子供が生まれるといった人生の大きな節目を迎え、今の収入のままでは幸せな未来をイメージ出来ないと思い、人生最後の転職となるよう本気で転職活動に取り組んだのが5年前のこと。
この人生最後の転職となることを願い私が選んだ方法は、今までやってきた転職の際の我流の手続きをやめ、転職のプロである「転職エージェント」のサービスを利用することでした。

一言目にも書きましたが、本気で収入をアップさせたいと考えて転職を検討するなら、転職エージェントを利用すべきです。
つまり、転職のことを熟知したプロの力を借りるのです。
理由は以下の通り。

  • 理由1 転職のプロならではのアドバイスが受けられる
  • 理由2 応募企業との間に入ってやり取りを行ってもらえる
  • 理由3 企業は求人情報の掲載コストが掛かっている

それぞれの理由に対して具体例を交えながら解説します。

理由1 転職のプロならではのアドバイスが受けられる

すごく基本的なことに聞こえるかもしれませんが、履歴書、職務経歴書の書き方について「受かるためのアドバイス」がもらえます。
これまで自分の意志や考えのもと作成していた履歴書も、その書き方にはテクニックがあると知ることが出来ます。
自身が応募しようと考えている企業に合う形での提案となるので、企業の採用担当により刺さる内容で作成することが可能です。

理由2 応募企業との間に入ってやり取りを行ってもらえる

応募の際に、履歴書、職務経歴書と共に、エージェントの方から見た応募者の人柄などを踏まえた独自の推薦文を添えて企業に応募してもらえます。
また、面接の日時調整、面接後の感触を企業側に確認し、その結果を報告してもらえるなど、自身に代わって様々なやり取りを行ってもらえます。
加えて、自分では直接聞きにくい内容の話(具体的な給与面の条件など)や入社日の交渉も、エージェントの方が代わりに企業にヒアリングを行ってくれ、こちらに報告してもらえます。

理由3 コストは企業が払っている

「応募者」は当然無料で転職エージェントのサービスを利用できます。
しかし、求人情報を掲載している企業側は、コストを掛けて転職エージェントに掲載してもらっています。
それなりの金額になるため、企業側としても「出来るだけこのコストを無駄にしたくない」と考えます。
つまり、その分採用には前向きなわけです。
一方で転職エージェント側も、その応募者の転職を成功させれば企業側からチャージバックがもらえるため、どうにか採用にまでもっていきたいと努力してくれます。

とはいえ、仕事をしながらの転職活動は大変多くの体力を消費しますよね。
実際私も転職候補先との面接が入った日には、言葉は悪いですが様々な理由を駆使して「ズル休み」し、面接を受けに行ったりしていました。
ですが、ここは割り切りです。
これまでと同じ生活スタイルから抜け出し、本気で収入アップを図りたいという状況であるならば、淡々と転職活動を進めましょう。
自身が経験したからこそ言えることですが、あの時プロの力に頼って本当に良かったと思います。
応募先の人事担当者とも頻繁に連絡を取ってくれ、こちらが少しでも疑問に思った点を代わりに聞いてもらえたりもしました。
聞きにくかった実際の給与面についてもヒアリングしてもらい、前職からの大幅アップとなる金額を提示されていたのですが、いざ実際に働きだすとそれを上回る給与をいただけているという状況を経験しています。

これまで我流で行ってきていた転職活動は我流なりの結果となります。
転職を知り尽くしたプロの力を借りて、自身はもちろん、家族もハッピーになる転職をしませんか?

実際に私が利用して今の転職に至ったのが、こちらの「doda」を利用した結果です。
そのため、実体験をもとにオススメできます!

dodaエージェントサービスで転職

転職サイトはdoda

その他、おすすめの転職エージェントのホームページも紹介しておきます。

【TechAcademy Pro】エンジニア転職保障

【Samurai Job】グローバル・外資系・ハイクラスの転職支援サービス

年収を1.5倍にした経験者が語る、転職によって年収をアップさせるコツ。

結論から言うと、「転職エージェントサービス」を利用することで極小企業から上場企業への転職を成功させ、年収が1.5倍にアップしました。

この記事は自身の実体験をもとに、次のような悩みがあって転職を検討している方に向け、自身が転職に成功するに至ったコツを書いています。

  • いま働いている会社の将来性に不安を感じる
  • このまま今の会社にいても給料の増加が見込めない
  • 結婚や子供が産まれるといった、人生での大きなイベントをキッカケに年収アップを目指したい

実は上記の条件すべて、私自身が置かれていた状況に当てはまるものでした。
独身時代、自分中心の生活で、いい加減な意思のもと会社を選び働いていた自分が、結婚を経て子供が産まれた事をキッカケに、「今の収入ではダメだ」と一念発起し転職活動をスタート。
結果、上場企業への転職に成功し、収入は転職前のおよそ1.5倍となったことで、安定した生活基盤が出来上がりました。

このような自身の転職活動の実体験を共有することで、転職前の私と同じ立場にある方に少しでも参考になり、そして「幸せな転職」のお手伝いが少しでも出来れば幸いです。

独身時代の価値観

結婚をするまでは「自分さえ良ければ」という考えで生活していました。
仕事内容がしんどくなさそうな会社を選び、それなりの収入でそれなりの生活を送る毎日。
数社を転々としましたが、厚生年金に加入してないようなブラック会社でも働いていました。
そんな会社に勤めていながらも、当時の価値観では「年金もどうなるか分からないし、別にいいや。」という感覚。
今思えば本当にその頃の暮らし方、価値観に後悔しています。

結婚を機に転職

少なくとも「ちゃんとした会社」の体を成している会社で働こうと思い転職を決意。
インターネットで求人情報を探し、面接を受けて無事に採用され、これまで働いてきた会社のなかでは最も会社らしい会社で働くことになります。
この時に利用したのが転職サイト。
とりあえず履歴書の登録を行い、目ぼしい企業数社に応募し、面接を受けに行くという流れ。
転職サイトを利用しているものの、そこには履歴書機能や応募機能があるだけで、すべて何かを行うのは自分自身でした。(後ほどこの意味を解説します)

無事に働き始め、月々の手取りは年齢相応のものをいただけていました。
ところが、業績と共に賞与が年々減少していき、最終的には寸志の額に。
もらえるだけ有難いとは思うものの、賞与の面だけではなく、基本給の面でも先が見えていました。
というのも、その会社は既婚者が少なく、上司の様子を見ても、とても充分な給料をもらっているとは思えない様子。
将来、自分が働き続けて辿り着くポジションがあそこか、と思うと、日を追うごとに前向きな気持ちで働けなくなっていきました。
そして、子供が産まれた事でその気持ちは益々強くなっていき、子供が1歳の誕生日を迎える頃、再度の転職を決意します。

もう次の転職が最後になるようにしたい

転職には本当に体力を使います。
その時の年齢は30歳を過ぎており、採用する側の立場で考えるともうギリギリの年齢なのでは、という漠然とした不安がありました。

もう次の転職が最後になるようにしたい。

そう強く思った自分は、これまでのような転職活動のやり方を繰り返していてはダメだという思いから、転職エージェントをしっかりと活用してみることにしました。
以前に履歴書の登録だけは済ませていた「転職エージェントサイト」にログインし、古くなっていた情報を更新。
こちらの希望する条件を細かく設定し、条件に合う求人情報が出た際にはすぐに見に行けるようにしました。
そして、結果的に上場企業への転職に成功します。
詳細は後述しますが、この際お世話になった転職エージェントのサービスの素晴らしさには感動すら覚えたほどです。

在職しながらの転職活動はスケジュールの調整が難しいことがあります。
しかしこの時自分に子供がいたことは幸いで、「子供の体調が悪い」や「病院に連れて行く」といった理由を使い、午前中に入った面接を受けに行ったりしていました。
お子さんのおられない方でも、「必ず転職する」と心に誓い、面接の日程が確定した時には仮病でも何でも使って時間を作りましょう。
どうせ辞めると決心している会社なんです。ここはとことん自己中になっても良いと思います。

転職エージェントの驚きのサービス内容を知ることになる

登録だけ済ませていて、きちんと利用したことがなかった「転職エージェント」のサービス。
しっかりと「活用したい」と思い、利用し始めるとこれまで知らなかったような細やかなサービスがあることに気付きます。
まず驚かされたのが、自分の転職を本気でサポートしてくれる担当者が付いてくれるということ。

履歴書の書き方についてのアドバイスがもらえる

これまで我流で書いていた履歴書の内容についても、採用の可能性をアップさせるような書き方のアドバイスをもらえます。
そして、企業の求人に応募する際にも、自身の作成した履歴書、職務経歴書にプラスして、担当者が感じた応募者の人柄や志向、特性などを推薦状というかたちにまとめ、一緒に企業に応募してくれます。
これまで自身で企業に応募していたのが、エージェントの担当者が代わりに、しかも推薦状などを添えて応募してくれるというのには驚きました。

面接のアポイント + 面接前後の細かな気配り

実際に面接へと進んだ時にも、アポイントの調整をその担当者の方が行ってくれました。
また、面接前には面接時の大事なポイントのアドバイスをいただけ、面接が終わったあとには企業に連絡を取ってくれ、面接時の自身の印象をヒアリングし、面接官がどんな印象を受けたのかということの報告もしてくれました。
この時に「面接官の方も非常に好感を持たれているので大丈夫だと思います!」と連絡をもらった時には、まだ採用が決まったわけではないですが、ひとまず安心した気持ちになれたものです。
またその際、「面接のときに聞き逃したこと、聞けなかったことはありませんか?」と言われました。
応募要項のところに給料の目安については書かれていましたが、実際のところはどんなものなのだろうと思っていたので、そこを思い切って聞いてもらうことに。自身の希望額としては今の会社の給料よりもアップすることだったので、その金額以上が希望であることを伝えておきました。
給料の話って、面接官に面と向かって聞きにくいですよね。。
そこをエージェントの担当者が代わりに、言葉を丸めて聞いてくれるというのは本当に助かります。
すると後日連絡が来て、希望していた額プラス100万円ほどの金額を提示してもらえました。しかもスタートがその金額とのこと。
これには本当に驚きました。

そして、無事に採用に至ったわけです。
これまで自分が全てやらなければならないと思っていた転職活動におけるタスクが、エージェントを活用することで、担当者が間に入ってくれて自分に代わって動いてくれるということに本当に感動しました。
しかもこれが無料で受けられるサービスなのが驚きです。
転職を何度か重ね、転職活動自体が億劫になってしまっている方、まだ転職エージェントを活用されたことが無い方は、是非利用してみてください。
転職活動の価値観が変わるほどです。
自身も利用して、その素晴らしい価値が分かったのでdodaの転職サービスはオススメです。

転職活動は転職エージェントを活用すればスムーズに行えるとことがお分かりいただけたかと思います。
では、この記事のタイトルにもあるように、年収をアップさせるにはどうすればよいのかという点について解説したいと思います。
ずばりそれは、積極的に大手を狙っていきましょう、ということです。
今この記事を読まれている方がどのような会社で働かれているかにもよりますが、もし小規模の会社で働かれている方が収入アップを目指すなら、とにかく大手に就職するということを目指した方が良いです。しかも上場企業ならなおさら良し。
これまでは、大手=自分は無理という考えのもと転職を繰り返していた過去がありますが、エージェントを通すことで自分ひとりで行う転職活動よりも、採用率が飛躍的にアップします。
大手に入って驚くことは、今まで自分が働いてきた環境とはまるで違う恵まれた環境が待っているということです。
主に次の点が挙げられます。

  • ベースの給料が高い
  • 賞与の額に驚く
  • 有給がしっかりと取れる
  • 福利厚生の充実

これが上場している企業ならなおさらです。
私が説明するまでもないですが、上場しているということは株式を公開し、多くの方々がその会社に出資をしている状況にあるということ。
そうなると、出資してくれている皆さんに「この会社はしっかりとして大丈夫そうだ」と思ってもらわないといけないため、必然的に企業側は良い会社になろうとします。株主に対してもメリットを出しながらも、従業員の働く環境も良くしようとしてくれています。
特に今のご時世はテレワークの環境がどうなっているかも重要ですので確認した方が良いですね。

まとめ

上記のようにいい加減な生活を行ってきたこんな私でも、結果、上場企業への転職に成功しました。新しい会社で働くようになってから5年になりますが、今の給料は前職時のおよそ2倍にまでなりました。
給料が大幅にアップしたことにより生活に精神的なゆとりが出て、投資にもお金を回せるようにもなりました。
そして、このブログでも書いているように自宅のフルリノベーションや車の買い替えなど、充実した生活を送れるようになっています。

繰り返しになりますが、転職で年収をアップさせるコツは、転職エージェントを最大限活用し、優良企業への転職を実現させることです。
これまで自分自身の力で行ってきた転職活動はもうやめにして、エージェントを利用することで、効率的かつ効果の出る形で行っていきましょう。

実際に私が利用して今の転職に至ったのが、こちらの「doda」を利用した結果です。
そのため、実体験をもとにオススメできます!

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その他、おすすめの転職エージェントサービスをいくつかご紹介しておきます。

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