01.事前の打ち合わせ編

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Pinterest(ピンタレスト)で好きな雰囲気、デザインのイメージを共有

前回の打ち合わせで間取りはほぼ決まりました。

ここからは実際のインテリアのイメージを、Pinterest(ピンタレスト)を使い建築士さんと共有していきます。

Pinterest(ピンタレスト)とは

インターネット上の画像をブックマークして、好きなテーマやジャンルに基づきまとめることが出来るサービスです。

ピンタレスト: Pinterest
https://www.pinterest.jp/

建築事務所側からアカウントを共有してもらい、そこに画像をアップロード出来るようにしてもらいました。
インターネットで家の画像や、インテリア系の画像を検索し、自分の好みのテイストのものが見つかれば、そのピンタレストにどんどん画像を追加していきます。

ピンタレストの画面はこんな感じ(一例です)↓

好きなテイストは、モールディングの使い方にあり、と気付く。

この建築事務所にお願いしたい!と思う決め手になったのが、この「モールディング」を使用した内装デザインが得意だった点。

モールディングとは、床と壁の境に入る「巾木(はばき)」や、天井と壁との境の「廻縁(まわりぶち)」に使われる装飾材のこと。

これまでインスタグラムやインターネットで色々な部屋の写真を見て「何となくこの部屋の雰囲気が好き」という感覚を持っていましたが、それが「モールディング」によるものだということに気付いたのは、リノベーションを考え始めてからのことでした。(実は「モールディング」という言葉を知ったのもこのタイミングです。)

こうして共有していったイメージをもとに、建築士さんの方でインテリアの設備を一旦選定してもらい、見積もりへと進んでいきます。

フルリノベーション前の現状の自宅の内装をご紹介

新しい間取りも固まってきたところで、リノベーション前の現状の自宅の内装をご紹介します。いわゆるビフォー画像ですね。

まずは、現在の間取りを改めて。

赤色の矢印と数字を書いてみました。
それぞれの場所からのアングルの画像を順に紹介します。

①玄関から部屋の中を見た眺め

玄関から部屋の中を見た眺め
玄関から部屋の中を見た眺め

御影石のタイルが張られた半畳ほどの土間があり、左側にはシューズボックスが備え付けられています。普段はここにベビーカーが畳んで置いてあり、スペースがより一層狭くなっています。
突き当りがリビングへとつながる扉です。

②寝室として使用している洋室(1)

寝室として使用している洋室(1)
寝室として使用している洋室(1)

何の変哲もない一部屋。
写真には写っていませんが、左手側には気持ち程度のウォークインクローゼットと収納棚があります。

③和室からリビング側を見たところ

和室からリビング側を見たところ
和室からリビング側を見たところ

右の方にキッチンの一部が見えています。

④リビング側からキッチンを見たところ

リビング側からキッチンを見たところ
リビング側からキッチンを見たところ

奥まったキッチンは、前にある壁のせいで少し暗くなります。
換気扇の背面にあるこの壁こそが、圧迫感を出している元凶です。

⑤リビング側から和室を見たところ

リビング側から和室を見たところ
リビング側から和室を見たところ

間取り図では「和室」と表現されていますが、一度リフォームを行っており、その際に洋室へと変更していました。
リビング側と床の色が変わっているのはそのためです。
奥は折れ戸の押入れになっています。

さて、マンション内のおおよその内装をご紹介しましたが、イメージしてもらえたでしょうか。
全体的に壁紙は白。
扉や床で使用している木目はやや明るめのナチュラルカラーです。

この内容を一旦スケルトン状態にしてしまい、ほぼ1から再度組み立てていくのがマンションのフルリノベーションです。
実際のデザイン面へと入っていく今後の打ち合わせが楽しみです。

ルーバー扉を採用しデザイン性にも優れた収納スペースが誕生

アップデートされた間取りが送られてきました

アップデート後の間取り。「プラン5」

各部屋の扉には「WD」の文字と数字が振られています。
今後、扉のデザインを詰めていくために、デザインを区別するための記号です。

「strage zone」と書かれたすぐ上に「WD7 ルーバー」と書かれた文字が見えます。
ここは収納スペースを想定しているのですが、玄関から入った時に一番目に入る場所でもあるため、印象的な扉にしたいと考えていました。

そこで、採用を考えているのが「ルーバー扉」。

ルーバー扉とは

扉の一部または全体に、細い板を斜めに連続して取り付けたデザインが含まれる扉のことです。

Googleなどで検索するとすぐに表示されるので、写真を見てもらえれば「あぁ、コレか!」とすぐに理解いただけると思います。
キャンプ道具を収納するスペースとして考えているため、ルーバー扉にすることで通気性がアップし、カビなどの発生を防いでくれるメリットがありますが、何と言ってもそのデザインの良さが最大の採用理由です。

アメリカの製品で良いルーバー扉があるらしく、決定の際には輸入してもらうことになりました。

パウダールームに作業台を兼ねた収納棚を造作 してもらう

パウダールームに入って左手に「chest」の文字が見えます。
ここには家族4人分のパジャマ類を収納する4段の引き出し収納を作ってもらい、その天板部分は作業台として活用できるようにしたいと考えています。
洗濯した服をたたむ場所、アイロンがけをする際の場所になる予定です。

リビングとの仕切りに引き戸を設置

room1とリビングとの境に、引き戸を付けてもらうことにしました。
両サイドは固定にしておき、センター部分だけを開け閉めできるようにします。
キッチンに立っている時でも、room1で遊ぶ子供たちの様子が確認できるよう、部屋の角の部分は透明の窓にしてもらうことにしました。
「WD1」の扉と干渉する部分は普通の壁にしてもらいます。

間取りの大枠はこれで決定とし、今後はデザイン面などの細かな部分を詰めていきます。

建築士さんとは随分とやり取りを行い、間取りについてはほぼ決定となりました。
しかしこの時点では一切の契約ごとを交わしていません。
当然ですが、あくまで見積もりまで出してもらい、その内容に納得してからの契約ということになります。
ここは遠慮せず、自分たちの実現したい内容になるまでとことん議論を重ねるべきです。

収納を隠すアイデア 大胆に引き戸を設置

初めて建築事務所を訪れ、希望を伝えてから、初回に3つの間取りの提案をもらいました。
その提案をもとに、建築士さんと打ち合わせを行い、 3パターンそれぞれから良い要素を採用し、建築士さんには再度間取りを練り直してもらいました。

ちなみに、初回の3パターンはこんな感じでした→

そして、前回の打ち合わせから約半月が経ち、「プラン4」として新しい間取りがメールで送られてきました。

プラン4の間取り

プラン4の間取り

プラン4の将来的な変更後の間取り

将来子供が大きくなった際に、部屋を増設し、夫婦の寝室を新たに設定する予定です。

プラン4の将来的な間取り

トイレの壁のアールを撤去

前回までの間取りからの変更点といえば、トイレの壁の角についていたアールが取れています。
将来、子供部屋を増設した際に、トイレの壁の面に合わせて子供部屋が作られるため、アールが付いているとまたまっすぐに戻さないといけなくなります。
この点を考慮して、はじめからアールはつけないでおこう、ということになりました。

つづいて、壁が途中から取り除かれリビングからひと続きになった「元(もと)room1」。
テレビ台として想定している棚のサイズがめちゃくちゃ長くなっています。(笑)
開放的なのは良いけど、いざこの間取りを見てみると、ここまでの空間は不要かなとも思えます。
とはいえ、閉塞感のある壁ではなく、開放感のある扉を設置してはどうかという考えも生まれました。

ワークスペースにスライド扉

そして間取りのうち、一番右下の隅のスペース。
前回の解説で、机や吊戸棚を設置してもらい、ワークスペースとして使用するとお話ししていた場所です。
ワークスペースのところに描かれたイスのシルエットと重なるように、左向きの矢印が書かれているが見えると思います。
このワークスペース、床から天井までの高さの扉を付け、使用する時だけ扉をスライドさせて出現するようにしたいと思っていました。
パソコンや書籍などを置くことになるので、少しごちゃっとするかなと予想しているため、使用しない時は隠してスッキリさせておきたかったのです。
扉との干渉を考えると、ここ専用の背もたれ付きのイスを常設するのは難しいため、ワークスペースを利用する際には、ダイニングテーブルで使用しているイスを移動させて使えばどうか、ということでした。

比較的使用頻度の多いスペースとなりそうなので、少しのことですが、イスの移動が発生するのは面倒だなぁと感じました。

ワークスペースの左の四角い波線は、冷蔵庫を設置するスペースなのですが、スライド扉は冷蔵庫側に開くため、ワークスペース使用時は扉が冷蔵庫を塞ぐかたちになります。
もし奥さんがご飯の支度などをするタイミングと重なれば、その都度、扉をスライドさせ、冷蔵庫が開けられるようにしないといけません。
見た目にはオシャレなイメージが出来ているものの、使い勝手を考えるとデメリットも大きそうなので、要検討です。

やはり、間取りが更新されるたびに気になる点は出てくるものです。
建築士さんには大変かと思いますが、こちらの提案をくみ取っていただき、間取りに落とし込んでもらいましょう。

次回はこの間取をさらにブラッシュアップしてもらった内容をご紹介します。

初回の間取り提案を受けて、建築士さんと改めて打ち合わせ2

廊下に面したクローゼットを採用するのであれば、必然的にパウダールームのレイアウトも、浴室がクローゼットの裏手に配置された「プラン3」の内容になってきます。

プラン3の間取り

プラン3の間取り

「room1」の部屋について

オープンエアーにするとは言え、部屋が壁で仕切られることに変わりはありません。
しばらく子供の遊び部屋としても利用する部屋となることから、リビング側からのアクセスが出来なくなるのは不便に感じますし、何より子供たちの様子が確認し辛いのは現実的ではありません。
間取りを仕切ることになるこの壁については、要検討となりそうです。

この点について、建築士さんから提案があったのは、壁は廊下の扉からアールのついた部分までにとどめておいて、残りの部分は取り除いてしまうのはどうかという内容。
アールのついた壁の内側におもちゃなどを収納しておくことで、リビングやダイニング側からはおもちゃが丸見え、ということが防げます。そして、大半の壁もなくなり、より開放的な空間になります。

将来、夫婦の寝室になった際には壁を増設するなどして、目隠しの要素を増やしてはどうか、と。

キッチン&ダイニングのレイアウトについて

「プラン2」と「プラン3」の違いは、コンロの位置と冷蔵庫(REF)の置き場の違い。

「プラン2」の間取り↓

「プラン2」の間取り

コンロの位置については、「プラン2」の方が導線的に良さそうだと判断。
一方で、調理の際の作業スペースや収納箇所の確保という意味で、冷蔵庫はパイプスペース(PS)の右側にある方(プラン3)が良さそうだと思いました。
そして、冷蔵庫の右側にはワークスペースとしてテーブルと棚を作ってもらい、パソコン作業などを行う場所にしようということになりました。

そんな話し合いを終え、再度間取りを練り直してもらうことになりました。
次回は、今回の打ち合わせの内容を踏まえた新しい間取りについて解説します。

初回の間取り提案を受けて、建築士さんと改めて打ち合わせ1

今回、3パターンの間取りを提示してもらいましたが、やはりどのプランにしても、一から内装を作り直すので早くもワクワクしている状態です。

今回のリノベーションにあたり一番大きなポイントとなるのは、「現在の間取りから部屋をひとつ減らす」ということ。
減らす理由は、その部屋を活用しきれていないから、この一言に尽きます。

現在の間取り

現在の間取り

現在の間取りの「洋室(2)」がその「活用しきれてない部屋」に当たるのですが、パソコンや書籍、自身の着替えなどを置いてあり、一応は自分(夫)の部屋として使用しています。
そこに部屋があるからそう使っているだけなので、どうせリノベーションするならもっともっとこのスペースを活用したいと思うのです。

今回建築士さんが提案してくれた内容では、現在の間取りから一部屋が無くなり、その分のスペースを土間や「エントランスホール」と呼べるスペースに生まれ変わる提案がなされていました。
この部分のレイアウトについては「プラン2」、「プラン3」の内容が気に入っています。

プラン2の間取り

「プラン2」の間取り

プラン3の間取り

プラン3の間取り

部屋が一つ減る分の収納スペースをどのように確保していくか

「洋室(2)」には、狭いながらもクローゼットはあったので自分一人の洋服は収納できていました。
その他に書籍やこまごまとした雑貨的なものが、この部屋には置いてあります。
この部屋が無くなった時に、これらの行き場を確保しておかなければいけません。

洋服の収納という点では、廊下に面したクローゼットがある「プラン3」が良さそうです。

実はウォークインクローゼットはデメリット大

当初、「家族みんなの服が一箇所にまとめられるよう、ウォークインクローゼットが欲しい」という希望を出していたのですが、建築士さんによると「ウォークインクローゼットは、よほど間取り的に余裕が無い限りはスペースの無駄が多くなる」とのことでした。

ウォークインクローゼットといえば、一つの部屋のようになっていて、片方の壁一面、もしくは両側の壁が洋服などの収納になっている場所をイメージされると思います。
そして、センターのスペースは通路であり着替えを行うスペースとなりますが、このスペースこそが利用時間の少ない「もったいないスペース」となるのです。

どうせならその分の面積をどこかに使った方が良い、というのが建築士さんの考えでした。
その考えを念頭に置くと、必ずいつも通る廊下に面したクローゼットというのは、無駄なスペースを生まない合理的なつくりだと思えます。

間取りについての考察、建築士さんとの打ち合わせ内容は次回に続きます。

フルリノベーションのビフォーアフターの間取り図 全3パターンを再確認

これまでの投稿で、建築事務所から提案をいただいた間取りの3パターンを順に紹介していきました。
間取りの中で「PS」と書かれたところはパイプスペースと呼ばれ、トイレや風呂の水が流れる配管が通っている箇所になります。
この箇所自体は変更することが出来ないため、間取りの大きなレイアウト変更というのは難しいようです。
そもそも導線を考えた合理的な間取りとなると、現在から大きく変更した奇抜な間取りといったことは現実的でないようです。

これら3パターンをもとに、打ち合わせを進め、間取りをブラッシュアップしていきます。

現在の間取り

現在の間取り

プラン1の間取り

プラン1

プラン2の間取り

「プラン2」の間取り

プラン3の間取り

プラン3の間取り

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浴室とキッチンのコンロの位置が変更されたプラン3の間取り

「プラン3」の間取りについて

現在の間取り

現在の間取り

プラン3の間取り

プラン3の間取り

「プラン2」との違いといえば、浴室の位置、キッチンのレイアウトくらいでしょうか。

パウダールームが浴室に対して左側に移動しています。
そして「UB1418」となっており、「プラン2」の際の「UB1216」と比べ、浴室が一回り大きくなっています。
図面内のイラストからも、バスタブの形やサイズが変わっていることが分かります。
浴室が左に移動した分、廊下に面したクローゼットが大きく取られるレイアウトになりました。

パウダールームについて解説

パウダールームのところに「powder room(utility room)」と書かれています。
直訳して「実用的な部屋」。
この部屋は、例えば洗濯物を干したりたたんだり、アイロンがけを行ったりといった作業が出来る場所になることを想定しています。

キッチンについて解説

「プラン2」では図面の下側にある壁に面してコンロが設置されていましたが、このプランではパウダールームに面するかたちで設置されています。
また、冷蔵庫もパイプスペース(PSと書かれた箇所)を挟んでベランダ側に移動しています。
冷蔵庫の右側にあるスペースは、机を造作してもらい、ワークスペースとして利用してはどうか、という提案でした。

以上で建築事務所から提案のあった3パターンの間取りをすべてご紹介しました。
次のページでは改めて3パターンを並べてご紹介します。

オープンエアーの間仕切りと、ペニンシュラ型のキッチン

「プラン2」のリビング、キッチンについて

現在の間取り

現在の間取り

プラン2の間取り

「プラン2」の間取り

「プラン2」のリビング部分は、「プラン1」と比較すると大きな変更はありません。
「open air」となっている部分の壁は天井までの高さはなく、腰高程度におさえておき、空間がつながる形になっています。
ただし「room1」への出入りは廊下からのみ。
「現在の間取り」では「和室」部分へはリビング側からも出入りが可能でした。
この点が少し不自由になりそうですが、どうなのでしょうか。

キッチンについて解説

「プラン1」は「現在の間取り」とレイアウトがほぼ同じでしたが、当プランでは大きな違いが出ています。
シンクが90度左向きに回り、シンクと横並びに設置されていたコンロは独立して壁側へ。
その隣に「REF」と書かれたスペースがあり、これは冷蔵庫置き場を意味します。

「現在の間取り」では、シンクの前に気持ち程度のカウンタースペースがあります。
また、コンロ前には壁があり、リビングとの空間がここで仕切られ、すごく窮屈な感じがします。

この「プラン2」の間取りでは、いわゆるペニンシュラ型となり、シンク前が開放的で、なおかつしっかりとカウンタースペースが設けられています。
朝食など、簡単に手早くすませる場合には、このカウンターだけで十分なのでは?とのことでした。
そして、コンロが壁側に面したことで余計な空間の仕切りも解消され、広々と気持ちよくキッチン全体が使えそうです。
ちょうど浴室の右隣にある縦長の空白のスペース。
ここには食器の収納棚を設置し、その天板の上には炊飯器や電子レンジ、コーヒーメーカーなど、家電が設置される想定です。

つづいて、3つ目の提案として出された間取り「プラン3」をご紹介します。

アール壁(R壁)のトイレと、広くなったパウダールーム

「プラン2」のトイレ、パウダールームについて

現在の間取り

現在の間取り

プラン2の間取り

「プラン2」の間取り

まずはトイレから。
以前の記事でも触れた「アール壁」がここにも施されているのが特徴です。

改めておさらいをしておきますと、

壁にアール(カーブ)のメリット・デメリットについて

壁にアール(カーブ)を付けるのは、デメリットに対してメリットの方が圧倒的に多くなる空間デザインのテクニックです。

壁が直角の場合に比べ、内側の空間は若干スペースが犠牲になるものの、外側の空間へは

  • そばを通る際の行き来のしやすさが向上
  • 空間が広く見える
  • おしゃれな雰囲気になる ←ここ重要

といったメリットが得られます。

デメリットは上にも記したように、内側の空間が少し狭くなること。
とはいえ、トイレ内のこの部分がほんの少し狭くなったところで、何ら大きな影響はありません。
メリットの方が多いのです。

パウダールームについて解説

「プラン1」と比較すると、浴室が一回りほど小さくなり、パウダールームの面積が増えています。
パウダールーム内、「chest」と書かれたところには棚を造作し、天板を作業台にしてアイロンがけなどが出来る場所にする、という提案でした。

間取りの浴室に書かれた「UB1216」の文字。
以前の記事でもご紹介しましたが、これはユニットバスのサイズを表したものです。
ユニットバスにはサイズの規格があり、それぞれのメーカーで多少異なるものの、ある程度はパターンがあるようです。
今回のを例に説明すると、数字の「1216」の前半二ケタ「12」が浴室の短辺の長さを表し、この場合だと1200mmということになります。
そして後ろの二ケタ「16」が、浴室の長辺の長さを表し、1600mmということになります。
まだ図面上だけの話しなのでピンときませんが、実際に使用する時にはどんなサイズ感なんでしょうね。

つづいて、リビング、キッチンスペースの解説をします。