前回の記事では、「プラン1」の玄関スペースの説明をしました。
今回はパウダールームについて。
このページの内容
プラン1の間取り
現在の間取り
現在の間取りで「洗面室」と書かれている場所は、洗面台、洗濯機、そして気持ち程度の収納があり、人が動けるスペースは1畳もないような場所でした。
そしてお風呂はその奥にあります。
広く取られたパウダールーム
「プラン1」では、現在の間取りにある「洋室(1)」を無くした分、パウダールームとしてのスペースの確保や収納スペースの再構築が行われています。
パウダールームの突き当りにある「chest」は、造作してもらうタンスで、導線を考えると、ここにパジャマ類やバスタオルなどが収まる予定です。
お風呂の基本的な場所は、現在の間取りと変わっていません。
ただし、サイズと向きが変わっています。
ここで、お風呂に書かれた数字の意味について解説します。
ユニットバスの規格サイズについて
まず、マンションで採用されるお風呂は「ユニットバス」と呼ばれています。
「ユニットバス」と聞くと少し引っかかる方もいると思います。
私は、ユニットバスとは「トイレとお風呂が一緒になった浴室」という意味だと勘違いしていました。そうではないんです。
床から壁、天井、そして浴槽などの各パーツが一体になっている浴室のことを「ユニットバス」と呼ぶんですね。
このユニットバスには規格があり、「1216サイズ」や「1618サイズ」など、様々なサイズが存在します。
前の2ケタが浴室の短辺、後ろの2ケタが長辺のサイズを表し、現在の間取りにある「バスルーム(1418)」は短辺が1,400mm、長辺が1,800mmである、という意味になります。
「プラン1」では「1416」というサイズに変わっています。
短辺は現在の浴室と同じサイズですが、長辺の方が少し短くなっています。
バスルームはリラックスするためのスペースでありたいと思っていたので、浴槽が小さくなるのは嫌だったのですが、洗い場は必要最低限で良いと考えました。
以上がパウダールーム、浴室についての解説です。
続いて、「プラン1」の間取り内の「room1」についてお話しします。