この記事では、「プラン1」の間取り内の「room1」についてお話しします。
現在の間取り
現在の間取りで「和室」と書かれている部屋。
マンションが販売された当時は和室だったのですが、今回のリノベーションを検討する随分前にリフォームを行い、洋室へと変更しています。
そして、今は子供のおもちゃ部屋となっており、子供たちはいつもこの部屋で遊んでいます。
プラン1の間取り
リノベーション後も変わらずこの部屋は子供の遊び部屋となるのですが、子供たちが大きくなったあとは夫婦の寝室に変わる予定です。
そのため、「プラン1」の間取りの「room1」にはベッドが二つ並んだイメージが描かれています。
オープンエアーの壁で圧迫感を軽減
「room1」とリビングを隔てる壁のところに「open air」と書かれていますが、これは空間がつながっているということを意味しています。
この部分に壁自体はあるものの、その高さを腰高程度にとどめておくことで、上の空間はつながっている形となり圧迫感が軽減されます。
しかも、その程度の高さがあれば、将来寝室となった場合にもリビング側からはベッドの布団などがあまり見えないのでは、ということ。(リビングでの過ごし方がソファに座るなど、低い目線での過ごし方がメインになるため)
「とはいえ、来客時などは部屋の中を立って移動する際などに、布団が見えることに気を遣うだろうな…」と、この点は少し引っかかるポイントでした。
部屋の角のアール壁のメリット・デメリットについて
「room1」のリビング側の壁の角がカーブしています。
曲面や曲線のことをアールと呼び、この曲がった壁のことをアール壁と言います。
このアール壁、下記のようにリビング側にはメリット、room1側にはデメリットが存在します。
リビング側のメリット
- 角が取れていることで通りやすい
- 圧迫感の軽減
- 見た目がオシャレ ←大事です。
room1側のデメリット
- 内側に壁が食い込む形になるため、部屋が気持ち狭くなる
- この部分に家具が置きにくい
部屋の隅が直角でなくなるため、チェストなどの角ばった家具の設置には向かなくなりますが、デメリットといえばその点くらい。得られるメリットの方が大きく、この加工を施すことのコストパフォーマンスは非常に高いと言えるようです。
つづいて、「プラン2」の間取りについて解説します。