03.工事編

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フルリノベーション完了!ビフォーアフターを紹介します。

1月から始まった自宅マンションのフルリノベーションがついに完了しました。

リノベーション前後でどの程度部屋が変わったのか。
過去の記事でリノベーション前の部屋の様子をご紹介していますので、よろしければご覧ください。

リノベーション前の我が家の様子はこちら >>

実は引っ越しのタイミングと工事の完了タイミングが合わず、工事が残っている状態の自宅に引っ越しの荷物が搬入されてしまう事態になっていました。
大工さんたちは大変だったと思いますが、一旦スペースのある場所に引っ越しの荷物を全て入れてしまい、工事が終わった部屋に途中で荷物を移動させてもらうなどしながら、何とか無事にすべての作業を終えてもらうことが出来ました。

そんな事情もあり、工事がすべて終わった直後の「何もない部屋」の写真が撮れていないんです。。
せっかくこういったブログを書いていたのに、これは何とも痛い事態ですが仕方ありません。

今回のリノベーションにあたり、建築士さんから事前に「完了後に取材を受けてもらえませんか」と言われていました。
そしてその取材のお礼として、造作家具をプレゼントしていただき、取材用にプロのカメラマンに撮ってもらった写真をいただくことが出来ました。

引き渡し直後だと家具も揃っておらず生活の様子も部屋の中に現れていないので、取材日は数か月後に設定されていました。

以下、フルリノベーションが完了した部屋の様子をご紹介します。

ダイニング、キッチンスペースの様子

フルリノベーション後のリビングダイニング
フルリノベーション後のリビングダイニング

キッチンの様子

右側がシンク、左側がコンロになります。

フルリノベーション後のキッチン
フルリノベーション後のキッチン

室内窓から見た子供の遊び部屋

奥にルーバー扉が見えますが、元々ここは押入れだったスペースです。折れ戸のルーバー扉を設置してもらいました。

フルリノベーション後の子供部屋
フルリノベーション後の子供部屋

リビングスペースから子供の遊び部屋を見た様子

フルリノベーション後のリビングから子供部屋を見たところ
フルリノベーション後のリビングから子供部屋を見たところ

廊下の様子

各扉にはシンプルなモールディングが入っています。

フルリノベーション後の廊下
フルリノベーション後の廊下

パウダールームの様子

各収納部分の扉、引き出しは造作のオリジナルデザインに変更してもらいました。
カラーも床のヘリンボーン柄とマッチしていて良い感じです。

フルリノベーション後のパウダールーム
フルリノベーション後のパウダールーム

土間スペースを大きくとった玄関部分

奥に見えるルーバー扉は主にキャンプ道具の収納に活用しています。
左右に設置している収納棚はそれぞれイケアのものです。

フルリノベーション後の玄関ホール
フルリノベーション後の玄関ホール

今回、もちろん人生で初めて自宅のフルリノベーションを経験したわけですが、素敵な自宅に生まれ変わり、本当に良い建築事務所に出会えて良かったなと思います。
キッカケはフリーの情報誌に載っていた建築事務所の施工事例が目に入ったことからでしたが、そんな形でも、こうやって良い建築事務所に出会える縁があったのは本当にラッキーなことだと思います。

これから自宅のリノベーションをお考えの方で、まだ右も左も分からないという方は、まずは自分の好きなテイストを施工されている建築事務所を見つけてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、膨大にある業者から理想の1社を探し出すのは骨も折れると思います。
そんな時は間取りや見積りの提案を受けられる、このようなサービス↓を利用するのも手かと思います。

今回の投稿では、完成した様子をざっと紹介したので、次は今回のリノベーションにあたり、こだわったポイント、これはやって良かった、失敗したといった事例を細かな個所にスポットを当ててご紹介していく予定です。

リビングに設けた書斎(ワークスペース)のキャビネットの扉

リノベーション前の間取りでは、書斎のような用途で使用していた一部屋がありましたが、今回のリノベーションで間取りを変更し土間スペースを広げたことにより、その部屋は無くなりました。
しかし、日常的にパソコンを使用して作業することが比較的多い我々夫婦にとって、ワークスペース(書斎)は必要なものでした。
無くなった一部屋分と同じ面積をどこかで確保するのは難しいので、リビングの一部にそのスペースを作成することにしました。

リビングに設けた書斎(ワークスペース)のデザイン

工事の途中でしたが、新調した冷蔵庫が届くスケジュールとなってしまったため、自分たちも手伝いながら冷蔵庫は設置しました。
冷蔵庫の左側がワークスペースです。
上部のキャビネットの扉の色はリビングと廊下部分の扉の色と合わせ、シンプルなモールディングも取り付けてもらっています。

ワークスペース(書斎)のキャビネットの扉にはモールディングが施されています。

ただし、扉の取っ手に関しては自分たちで用意する必要があるので、後日良いものを探して取り付けようと思います。

当初の計画では、ワークスペース部分には天井から床までの大きなサイズのスライド式の扉を設置し、ワークスペースを利用する時には扉を冷蔵庫側にスライドさせる、というものがありました。
普段そこを使用しないときは扉で内部を隠せるので、スッキリとした印象に出来るというメリットがありました。が、同時にデメリットも。

ワークスペースを隠すためのスライド扉のメリット、デメリットについて

ワークスペースを使用しているときは冷蔵庫が開けられません。
冷蔵庫を使いたいときにはワークスペース側にまた扉を戻さないといけないため、キッチンを利用する時間帯とワークスペースを使用する時間が重なった時には使い勝手が悪くなってしまいます。また、冷蔵庫スペースには若干の余裕を持たせているものの、無駄を省くという意味でもゆとりを持ったスペースは確保していません。
今後、冷蔵庫を買い替える際にはここに収まるものを選ばないといけません。特に、奥行きには注意をしないと、扉が開けられなくなってしまいます。
扉部分には大きなミラーを取り付けたり、とデザインもある程度はイメージしていましたが、デメリットがそれなりに大きそうなので最終的には採用を見送りました。

そんなわけで、キャビネットからデスク部分の天板、右側には引き出しを設置するなど、建築士さんにデザインをお任せし、造作してもらいました。

家の完成も間近です。

リビングの扉に色が入りました。少し赤みのあるグレーを採用しています。

部屋の全体の雰囲気が分からないなかでは決めることが難しい扉の色。

白、黒、濃いめのブルーなど考えていましたが、建築士さんが提案してくださったこのカラーを採用することにしました。

日塗工番号:19-50B 色名:フェアビュートープ

たまたま色見本表を撮影していました。
書かれている情報から色のことを調べてみると、下記のカラーであることが分かりました。

日塗工番号:19-50B
マンセル値:10YR5/1
色名:フェアビュートープ

少し赤みの入ったグレーです。

フェアビュートープという色の塗られたリビングの扉。

リノベーション前の扉はナチュラルの木目カラーだったため、見慣れないという意味では違和感があります。
果たして、部屋全体が仕上がった時にはどんな風に見えるでしょうか。

廊下側からリビングを見るとこんな雰囲気に見えます。

廊下から見たリビングの扉。シンプルな格子が良い感じです。

逆光なので雰囲気だけですが、窓の中にはシンプルな格子が入り、引き締まったシルエットでカッコ良い雰囲気です。

この扉と同じカラーを採用した場所が家の中にもう一か所あります。
次回はその部分をご紹介します。

室内窓のフレームは木製にエイジング加工を施しておしゃれな雰囲気に

室内窓の検討、そして採用。

リビングと子供の遊び部屋との間に室内窓を設けます。

室内窓の窓枠が設置されました。

この室内窓については、当初は採用する予定ではありませんでした。
というのも、他の会社の施工事例やインスタグラムで画像を調べてみても、窓枠のカラーにはアイアン風の黒が多く採用されていたため、私たちの中では「室内窓=よく見るカフェ風のインテリア」という具合に思えていたからです。

エイジング加工という新発見

はじめの方の打ち合わせでは、この部屋との仕切りはアール壁(R壁)にしてはどうかと話しが進んでいたのですが、最終的には室内窓を採用することになりました。
そして、窓枠のカラーについて悩んでいた私たちに建築士さんが下さった提案が、このエイジング加工でした。

室内窓に対して行うエイジング加工の見本です。上側が元の生の木材で、下がエイジング加工を施した様子。

無垢の木材に一度塗装を施し、そのあと紙ヤスリやスポンジのようなもので表面を削っていき、経年の雰囲気を演出します。
このエイジング加工には専門の職人さんが来てくださり、この窓枠の加工だけに携わって下さっていました。

室内窓のパーツにエイジング加工が施された様子。

黒もしくは暗めのグレーしかないものだと思っていた室内窓のカラーに、新たな表現を見た瞬間でした。

また、窓部分にはアクリル板がはめられます。
子供がまだ小さいため、建築士さんもはじめからガラスの採用は頭に無かったようでした。

そして、扉自体は吊り戸となるため、床部分にレールなど存在せず、リビングと一続きの空間が演出できます。

今回のリノベーションのなかでも目玉とも言える、このエイジング加工の室内窓。
仕上がりの姿が楽しみです。

ヘリンボーン柄の床材を敷いたパウダールームが完成していました。

ユーティリティルームとしてのパウダールーム

ヘリンボーンの床材を敷いたパウダールーム。リクシルの洗面台エルシィの扉を特注品に変更しています。

リノベーション前の間取りには無かったユーティリティルーム。
一日の生活の中で使用する機会の多い部屋となるため、他の部屋とは雰囲気を変えても良いのではと考えていました。

床材にヘリンボーン柄を採用

ここは無垢の床板が良かったのですが、建築士さんからは、お風呂から上がった子供たちが足裏が濡れたまま歩く可能性があることを考えるとオススメは出来ない、と言われていました。
そのアドバイスを受け入れ、最終的には樹脂製のフロアタイルを選びました。

そして正面にあるのが、リクシル(LIXIL)のエルシィシリーズの洗面台。
足元の収納の引き出しは、純正の化粧板を取り外し、モールディングの入った特注品に付け替えてもらいました。

作業台を兼ねた天板

左には、天板が作業台を兼ねたキャビネットがあります。
ここでアイロンがけを行います。
こちらはシステムキッチンのリクシルのアレスタの収納を流用し、引き出し部分をモールディング加工の施された特注品に変更してもらいました。

上の吊り戸棚は造作の収納棚です。
扉はモールディング入りのデザインに合わせてもらっています。

今回特注で作ってもらった引き出しやキャビネットの扉のカラーはモスグリーンのような、少しくすんだ色味を採用しています。

この部屋で着替えや洗濯、アイロンがけを行うのが楽しみです。

キッチンの壁に白のサブウェイタイルを採用。でもよくあるタイルは嫌。

キッチンの壁にサブウェイタイル。一般的なサブウェイタイルとは違い、少し立体感のあるタイルを採用しています。

リビング側から最も目に付くところ

今回のフルリノベーション後の間取りでは、キッチンのコンロ側の壁はリビングから最も目につく場所のひとつになります。

そのため、ここは壁紙の色を思い切って違うものにしてアクセントを加えるなど、印象的なアレンジにしたいと考えていました。

インスタグラムなどで調べてみると、こういった場所には「サブウェイタイル」なるものを貼っている事例が多いことに気づきます。

これオシャレ!

と思ったものの、サブウェイタイルについては次の点で引っ掛かりました。

サブウェイタイル採用にあたっての懸念点

  • 一歩間違えるとチープな印象に
  • 「よくあるやつ」になりたくない笑
  • ブルックリン風、カフェ風のスタイルは好きではない

キッチンの壁にタイルを貼ること自体は賛成でしたが、どうせならもう少しテイストの違うものが採用できないかを建築士さんに相談したところ、今回のこのタイルを提案されました。

キッチンの壁に貼った「KYタイル」のタイル。サブウェイタイルとは少し違い、立体感のあるデザインです。

立体的なデザインのため、見る角度や光の加減で印象も変わりそうです。
平面的なサブウェイタイルに比べ、インパクトのある立体感が気に入りました。

タイルの目地の色について

タイルを貼る際にポイントとなるのが目地の色。目地(めじ)というのは、タイルとタイルの隙間のことです。

サブウェイタイルなら目地の色は黒が多い印象なので、一旦は黒色も検討しました。
ただ、インパクトは出ますが、最終的な部屋全体の仕上がりを考えたら目立ちすぎる気がしたのでグレー、もしくは白のいずれかで考えるようになり、最終的にはこのグレーに落ち着きました。

キッチンの壁にタイルを貼る際にはの目地の色もポイントになります。

「よくあるやつ」と「カフェ風」という表現は、私の中でニュアンス的に近いものがあるのですが、カジュアル目のオシャレな感じは少し好みと違います。
また、いま流行の「ブルックリン風」についても、全体的に暗めの落ち着いたインテリアが好みとは違うため、そうならないようにと建築士さんにはオーダーしていました。

部屋の内装がすべて整ったとき、どのような見え方になるのか楽しみです。

リクシルのシステムキッチン アレスタが搬入されました

建築事務所を通してオーダーしていたリクシル製のシステムキッチン「アレスタ」が搬入されました。

リクシルのシステムキッチン「アレスタ」が搬入され、設置されていました。

以前のレイアウトは、上の画像内のキッチンの向きに対して時計回りに90度回転した向きになっていました。

キッチン部分のリノベーション前、リノベーション後の間取りの比較

縮尺が少し違いますが、リノベーション前とリノベーション後の間取り図の比較です。(右がリノベーション後)
キッチンが移動していることが分かります。

距離としては大した移動ではありませんが、今回のリノベーションではコンロのスペースとシンクのスペースをセパレートにしているのがポイントです。

そのため、換気扇や水道の位置自体は以前の間取りからほぼ変わっていません。

それでもキッチンの移動でレイアウトが変わったことにより、これだけ雰囲気が変わるのですから、これぞリノベーションの醍醐味とも言えるところです。

リノベーションによりシステムキッチンの位置を移動。造作パーツを加え、オリジナルのデザインに仕上がる予定です。

上の写真で言うと、キッチンの天板がこちらに向かってせり出しており、イスを用意することでカウンターとして利用することが出来ます。

今は木がむき出しになっているこの部分にも、壁紙を貼ったりモールディングの巾木を取り付けてもらうなど、特注のデザインを加えてもらうことで、リノベーション後の部屋全体の雰囲気に合うスペースへと生まれ変わる予定です。

換気扇の右側には吊戸棚(背面収納)が設置され、換気扇の下にはコンロが設置されます。

いよいよ家っぽくなってきました。
次回見に来たときはキッチンが完成しているのではないでしょうか。楽しみです。

モールディング加工が映える白の巾木(幅木)

先日、床材が設置された件をブログに書きました。
このときに掲載していた写真に既に写っていたのですが、床と壁との境に「巾木(はばき)」と呼ばれる板が取り付けられていたのにお気づきだったでしょうか。

巾木(幅木)とは

壁と床板が接する部分に取り付けられた板のことで、壁の汚れや傷付きを防ぐ目的があるようです。
では、汚れや傷付きはいつ付くのか。
それは例えば床に掃除機を掛けるとき。
壁際を掃除する際、掃除機の先がガンガン壁に当たりますよね。巾木が無いと壁紙が汚れてしまいます。

改めて家の中を見てみると、細かな壁の辺に対してもすべて巾木が取り付けられていました。

モールディングの加工がほどこされた巾木が取り付けられた様子。

一本の長い巾木を大工さんがその場でカットして、各箇所に合った長さに調整してくれていたんですね。

設置個所ごとに細かく切り出されるモールディング加工をほどこした巾木

角の部分など、お互いの端を斜めに切ってピタッと合わせるところなど、 職人技が光ります。

モールディングの巾木の角部分。お互いが斜めにカットされ、ぴったり合っています。

以前、DIYで木材どうしを斜めにカットして張り合わせるという作業を行ったことがありますが、専用の工具も持っていなかったこともあり、これは大変難しい作業なのだと記憶していました。

今回のリノベーションにおける一番のポイント

それがずばり、このモールディング加工が施された巾木の存在です。

海外っぽくて上品なイメージ。リノベーションを決意する前に見ていた物件の画像で、「良いなぁ」と感じていたものにはすべて、このモールディング加工の施された巾木が取り付けられていることに気づきました。

そのため、この巾木は今回の主役ともいえる存在です。

床材が設置されました。

先日は床材が箱に入ったまま部屋の中に積み上げられていた状態でしたが、今日見に行ってみると既に設置されていました。

床材が設置され、その上に吸ホルボードが敷かれていた。
床材が設置され、その上に吸ホルボードが敷かれていた。

床材が設置され、その上には吸ホル養生ボードが。
知識はありませんが、床材からはホルムアルデヒドが出るもので、こういった処置を行うのは当たり前なのでしょうか。
いずれにしても、まだ工事も途中で大工さんも部屋中を行き来するため、床材をむき出しにしておくわけにはいきません。床材を傷つけないための資材でもあるんですね。

床材が設置され、大工さんが歩く場所には吸ホル養生ボードが敷かれています。
床材が設置され、大工さんが歩く場所には吸ホル養生ボードが敷かれています。

作業の残っている箇所の導線上に吸ホル養生ボードが敷かれていました。

吸ホルボードの間からオーク柄の床材が見えます。
吸ホルボードの間からオーク柄の床材が見えます。

床材の色は「オーク柄」。
サンプルの小さな板しか見ていませんでしたが、実際に部屋に入るととても良い雰囲気です。

次はどんな作業が進んでいるのか楽しみです。

オーダーしていたダイケンの床材が搬入されていました。

ハピアオトユカ45 Ⅱ 銘木柄シリーズ

玄関を入ってすぐ右手の部屋に、オーダーしていたDAIKEN(ダイケン)の「ハピアオトユカ45 Ⅱ 銘木柄」シリーズのオーク柄が搬入されていました。

「ハピアオトユカ45 Ⅱ 銘木柄」シリーズのオーク柄の外装箱
「ハピアオトユカ45 Ⅱ 銘木柄」シリーズのオーク柄の外装箱

この床材の一枚当たりのサイズは1,818mm×30.3mm、一箱6枚入り(3.3平米分)。
10箱積んであるので、単純計算で33平米分。
これで全部屋分なのかは分かりませんが、トイレやパウダールーム、バスルーム、土間などには使わないことを考えれば足りる気もします。

次に、部屋に置かれていた資材で気になったのがこれ。

ダイケン(daiken)脱ホル養生ボード
ダイケン(daiken)脱ホル養生ボード

ダイケン 吸ホル養生ボード

素材は紙のようにも見えますし、木のクズをぎゅっと固めたような質感にも見えます。
「吸ホル」という名前から、ホルムアルデヒドを吸着させるための資材なのかなと思い調べてみると、ダイケンのホームページに次のように書かれていました。

施工時に床材を保護する養生材
優れたクッション性で施工時にフロアーをしっかり保護します。ホルムアルデヒドを吸着するので、施工時はもちろん施工後の健やかな住まいづくりに貢献します。

Daiken 吸ホル養生ボード

床材を敷き詰めたあと、その上に設置するためのボードとのことでした。
床材設置後、例えばその上に砂などが入り込んだとしても、このボードを敷いておけばクッション代わりになり、床材への擦りキズが軽減されるようです。

次来た時には床材が敷き詰められた状態になっていそうで楽しみです。