アパレルや生活雑貨など、ECサイトの運営業務に携わってきましたが、これまで就職した会社はすべて「ブラック企業」。
トータルではおよそ10年間ブラック企業に勤めてきたことになります。
そんな経験があったからこそ「良い会社の見分け方」も分かるようになりました。
自身の経験に基づいた、良い会社の見分け方を紹介します。
このページの内容
経営面
どのようなビジネスを行っているのか、経営体質はどうかという側面では次のような点がポイントとして挙げられます。
業績が伸びている、もしくは安定している
上場企業であれば業績が公開されているため、例えば下記のサイトなどでも企業情報をチェックすることが可能です。
ただし、大手企業であれば「良い会社」かというと、決してそうではありません。そのため、会社の規模だけで判断するのは早計です。いわゆる中小企業でも良い会社はたくさんあります。
貯金を多く持っている
上記のYahoo!ファイナンスの各企業の情報ページでも確認が出来ますが、どの程度のキャッシュを持っているかで、その企業の安定性が異なってきます。
将来性のあるビジネスを展開している
これからますます伸びてくる分野への投資、事業展開を積極的に行っている企業と、斜陽側にいる企業とでは将来性が大きく異なってきます。
高い業界シェア率
その業界において、どの程度のシェアを取っているかも、会社の将来を見る上では重要なポイントです。
環境面
福利厚生や社員の働く環境などの側面から判断するポイントをご紹介します。
既婚者が多い
これは大きな判断材料の一つとなります。
既婚者=家庭がある=それなりの安定した収入が必要、と考えると、既婚者の多い会社というのは、それなりに環境が整っていると考えられます。
明確な評価制度
昇進や昇給、ボーナス支給のための各条件が明確化されていること。
評価制度がしっかりと出来上がっており、立てた目標に対しての達成できたかどうかなど、評価の基準が明確であれば自身のモチベーションにもつながります。
ブラック企業時代は自身の給与の金額の理由も分からない状態で働いていたため、こういった制度があることに、ある意味カルチャーショックを受けたほどです。
残業代がしっかりと出る
無駄な残業に対して企業が給料を払いたくないという気持ちは分かります。
ただ、ベースとして「働いた分は出す」という考えがきちんとある企業かどうかを見ておきましょう。
年間休日の多さ、有給取得のしやすさ
土日や祝日はなるべく休みたいですよね?
隔週で土曜は仕事がある、という企業もたまにありますが、それで良いですか?
今置かれている状況と比較した時には妥協できるポイントになり得るかもしれませんが、その生活が数十年続くかもしれないと考えると、決して軽い条件ではないと思います。
また、有給休暇も実際にどの程度消化されているのか、そういったことも確認してみましょう。
まとめ
経営面では上記のようにインターネットを活用すれば知ることが出来ます。
環境面では実際に働いてみないと分からないという不安も大きいですよね。
しかも、面接時にストレートにそれらの要素を質問するのもなんだか気が引ける・・・そんな場合は転職エージェントを活用しましょう。
面接における心構えなどリアルなアドバイスがもらえるとともに、エージェントの担当者が間に入ってくれ、会社とのやり取りを行ってくれます。
その中で、自身では聞きにくいような上記の要素の確認をするのも一つの手ですね。
僕が無事に転職を成功させられたのは、DODAの担当者が親身になって自身と、そして会社とのコミュニケーションを取ってくれたからでした。
自分に合った、また応募先企業にあったアドバイスがもらえるのでオススメです。