「途中で辞めるなら最初からやるな」なんて言われるけど

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最も自身の価値観に合わない言葉の一つとの出会い

「途中で辞めるなら最初からやるな」

昔よく父親に言われた言葉です。

私は、ハマればとことん突き進むのですが、合わないと思ったら継続することに疑問を感じてやめてしまう、そんな性格です。

とはいえ、この性格が特異で少数派の存在だとも思っていません。

大学を出て最初に就職をした会社は1年ほどで辞めました。

この時父親に言われました。
「辞めるなら、はじめからやらなければ良い」と。

でも、はじめる前からどうやってそのことについて深く知りますか?

会社なんて特に、入ってみて、働いてみてからじゃないと本当の中身は分かりませんよね。

仕事だけに限らず様々な方面で使われがちなセリフですが、私はこの「途中でやめるなら最初からやるな」というニュアンスの言葉が大嫌いです。

言い方を変えれば「やると決めたんだったら何があってもやり続けろ」ということなのでしょうが、そんな根性論が通用するのはごく一部の人たちでしょう。

その結果として得られるものには、忍耐力であったり、仕事では昇進、昇給といったものがあることも理解は出来ます。

人生の大半の時間を費やすことになる「職場環境」

サラリーマンを前提にすれば、人生の中で時間を費やす割合が最も多いところの一つが「職場」になります。
最近はテレワークも普及しているため一概に「職場」とは言い切れませんが、勤めている会社の仕事をこなす時間、つまりその会社に関わる時間というのが、人生で大きなウェイトを占めることになります。

これがあまりに消耗の激しい環境であるなら、見直しを検討するべきです。
特に、そこで我慢し続けて得られる結果が、本当に自分が心から得たいと思っているもので無いなら尚更です。
理由はシンプルに一つ、多大なストレスが日常生活に支障をきたすから。

特にあなたが既婚者で家庭を持っている方なら、パートナーや子供にもその負のエネルギーが伝播してしまい、環境が壊れてしまう可能性も大いに考えられます。

私自身はライフステージの変化に伴い「消耗」を感じる度合いは変わってきましたが、それは経験を重ねてきたからだと思っています。
世の中のことを何も分かっていなかった学生上がりの頃と比べれば、経験が価値観を変えてきました。

実は、大学を出てからというもの特にやりたい仕事も無かったため、初めに触れた1年でやめたという会社のあとも、複数回転職を繰り返し、振り返ってみたら「ブラック企業」と呼ばれるような会社にばかり身を置いていました。

過去に就職していたブラック企業の特徴をこちらのページにまとめています。

当然ですよね。
特にこれといったこだわりがなく仕事を探していたのですから、そんな私を採用してくれる会社もレベルが知れています。

転職活動を真剣にやってみた

子供が産まれたことを機に、これが最後となるようにと転職活動をまた始めました。

これまでは求人サイトを眺めて「自分にできそうな仕事」を自身で選び応募し、面接に臨むという流れでしたが、この方法をやめました。

私がやったのは、転職のプロに頼るというやり方。

学生時代にいわゆる”就職活動”をしなかったため、就職に関する基本的なこともあまり分かっていないような状態でしたが、初めて「転職エージェント」というものを利用してみようと思ったのです。

転職エージェントサイトに会員登録をし、サイト上に履歴書や職務経歴書を作成し保存。求人情報を見つけて応募する、という流れはこれまでと変わりませんが、エージェント側の担当者が1人、私に付いて転職活動のサポートをしてくれました。
驚いたのは応募企業との間に入ってやりとりを行ってくれること。
こちらが聞きにくいような質問を私に代わりに企業に聞いてくれたり、と本当に親身になってこちらの転職活動をサポートしてくれました。

これまでと圧倒的に違うのは、自分1人ではないという安心感。
転職のプロなりのノウハウを元に、様々なアドバイスをもらえました。

そんなサポートのおかげもあって、これまで経験したことのないような優良企業への転職に成功し、今では心身ともに安定した生活を送れています。

自分に適した環境に身を置くことができれば、こんなにも生活が楽になるのかと心から実感します。

とはいえ、そんな環境にあっても「途中で辞めるなら初めからやるな」という言葉が嫌いということに変わりはありません。

もし過去の私と同じ境遇におられる方がいたなら、この記事が少しでもその救いになれば幸いです。

ちなみに、私がお世話になった転職エージェントは下記「DODA」さんでした。

dodaエージェントサービスで転職

転職サイトはdoda

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