これまでサーカスST DXではメッシュインナーセットを使用していました。
しかし、この時の悩みとして「お座敷スタイルで過ごせない」、「メッシュの寝室は形がいびつなので少し使いづらい」という点がありました。
このたび、「サーカス トリポット レギュラーサイズ」を購入したので、デイキャンで試し張りをしてきた様子を紹介します。
また、あわせて「サーカス フルサイズグランドシート」も購入したので、一緒に試してきました。
開封して「サーカスST DX」の収納バッグと並べた際のサイズ感はこのような感じ。
一番上が「サーカスST DX」、真ん中が「サーカス トリポット レギュラーサイズ」、一番下が「サーカス フルサイズグランドシート」。
トリポットはスチール製のため、それなりの重量があります。
メーカー公式のスペックでは重量は9.2kg。
細かなスペックはメーカー公式ページでご確認いただくのが一番だと思いますので、そのあたりの情報は割愛します。
まずはサーカスST DXを地面に広げる
今回はあらかじめ、「センターポールを立てて行う、マニュアル通りの設営方法はちょっとやりにくい」という情報を仕入れていたため、別の方法でトリポッドを使用してサーカスST DXを使用してみたいと思います。
まずは通常の設営方法に基づき、テントの5つの頂点のペグを打ち、テントを広げます。
写真だと分かりにくいので、ここからはイラストで紹介します。
まず、上の写真をイラストにすると下図のようになります。
ロゴのある面の位置をよく確認してください。
赤丸の部分は立ち上げてテントの入口になるところです。
サーカス トリポットのポールを組み立てる
サーカス トリポット レギュラーサイズのセットには3本のポールが入っていて、1本あたり4分割になる仕様になっています。
ポールの地面側の端には黒いテープが備え付けられてあり、ハトメがあるので、あらかじめポール先端の突起をこのハトメに差し込んでおきます。
各ポールを組み立てて、下図のピンクと水色のラインの辺に沿ってテントの下から差し込みます。
テントのジッパーを開けてテントの中に入り、樹脂製ハブパーツに、ピンクの辺の2本のポールを差し込みます。
この時、樹脂製ハブパーツに描かれたテンマクのロゴとテントのロゴが同じ向きに来るようにしてください。
次に水色の辺のポールを樹脂製ハブパーツに差し込みますが、ポールの関節を全てつなげた状態ではハブパーツに差し込めないので、一番上の関節だけは外して、ある程度自由に動かせる状態で樹脂製パーツに差し込みます。
その後、外していた関節をつなぎ、ポールを立ち上げます。
ポールを立ち上げて完成!
ポールを立ち上げ、地面側の先端にあるテープをテントの内側に向かって伸ばし、付属のペグを使って固定します。
テントの内側に向かってペグダウンをする理由は、トリポットのポールが外に開いてしまうのを防ぐため。
ちなみにトリポットに付属のペグはこんな感じで、少し短めです。
完成!
センターポールの無い解放感がすごいです。
(今回はあくまで試し張りのため、テント本体に行うべきペグダウンや張り綱は使用していません。)
テントの内部からテントの頂点部分を見上げた時はこんな感じです。
画像の左側に見えている2本の黒いポールが、イラストで説明した際のピンクの辺。
右側に見えている1本が水色の辺にあたります。
サーカス フルサイズグランドシートもセッティングしてみました。
サーカスST DXの内部がすべて使えるスペースになるなんて、改めて、素晴らしい解放感です!
そして、ワンポール時に比べてテントがかなり頑丈になりました。
少々の風が吹いた程度ではテントはビクともしません。
トリポットでの設営も想像以上に簡単でした。
今後ワンポールに戻ることはあるのだろうか、数回しか使用していないメッシュインナーセットを使用する機会はあるのだろうか、と少し心配になりました。笑
ちなみに、サーカスST DXに標準で付属しているセンターポールにはランタンを掛けるフックがありましたが、トリポットにはそういった仕組みがありません。
そんな時には100円ショップで売っているこのアイテムで解決できます。
外側がウレタンのようなクッション性のある素材で覆われて、針金が中に入っていて自由に形を変えられるアレです。(商品名が分からない…)