ルノー カングーⅡフェーズ2(ABA-KWH5F1)のフロントワイパーの交換方法について解説

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この記事では、下記の写真にあるルノー カングーⅡフェーズ2(ABA-KWH5F1)のフロントワイパー交換方法をご紹介しています。
手順ごとに画像付きで解説していますので、該当のカングーのワイパー交換が初めての方でも簡単に交換が出来ると思います。

ワイパー取り付け部の確認

補足として、このカングーのフロントワイパーの取り付け部は、下記の写真のようになっています。
いわゆる「バヨネットタイプ」と呼ばれるもの。
他のタイプの金具の場合には今回の解説は該当しませんので、予めご確認ください。

BELLOF公式オンラインショップより

交換するワイパー

今回、ワイパー交換に使用するのが下記のワイパーセット。
ワイパーのゴム部分に撥水成分が含まれているため、普段使用するだけでガラス面に撥水効果が付与できるというものです。
このカングー専用品として運転席、助手席の2本がセットになっているので、これを購入すればOKです。

交換手順

パッケージ内容

上記ワイパーセットを購入すると、下記の内容が届きます。(写真には写っていませんが、1枚物の取説も入っています。)
ワイパーブレードが2種、アタッチメントが2個。
下にある長い方が運転席側。短い方が助手席側のワイパーブレードです。
なお、アタッチメントは運転席側、助手席側に違いはないためどちらを付けても大丈夫です。

カングーのワイパーブレード交換1

新しいワイパーの準備1

まずはアタッチメントをワイパーブレードに取り付けます。
ワイパーブレードの右隅にBELLOFのロゴが入っていて、アタッチメントにもロゴの刻印があります。
それぞれのロゴが同じ向きになるようにアタッチメントを取り付けます。

カングーのワイパーブレード交換2

ワイパーブレードのセンターにある突起に押し込みます。
カチっと音が鳴って、しっかりとはまったことを確認しましょう。

カングーのワイパーブレード交換3

運転席用、助手席用、それぞれにアタッチメントを取り付けます。
このアタッチメントは、ワイパーアームとワイパーブレードをつなぐ大切な役割をするものです。
確実に取り付けましょう。

カングーのワイパーブレード交換4

古いワイパーを取り外す

では、車に取り付けられている古いワイパーを外しましょう。
下の写真はフロントガラス側からボンネットの方に向かって撮影しています。写真が撮りやすいよう、助手席側のワイパーを使って解説します。
なお、一般的な車のワイパーは、アームを引き起こせば自立してくれるので交換が容易ですが、カングーのワイパーはその機能が無いため、常に片手でワイパーアームを少し持ち上げた状態で作業する必要があります。

元々取り付けられているワイパーのアタッチメントの端に、下向きの矢印の刻印があります。(ピンクの丸の箇所)

カングーのワイパーブレード交換5

指でつまむようにこの部分を持ち、刻印の矢印の向き(下)に引っ張りながら、そのまま外側(ピンクの矢印の向き)に向かってワイパーブレードをスライドさせると、ワイパーが取り外せます。

カングーのワイパーブレード交換6

すっぽりと抜け、ワイパーアームのみになりました。

カングーのワイパーブレード交換7

このまま手を放すと、バネの力でワイパーアームがフロントガラス側に戻ろうとします。
勢いよくワイパーアームがフロントガラスに当たるとガラスに傷をつける可能性があるため、ワイパーアームとフロントガラスが接触する箇所にはクッション代わりにタオルなどを敷いておきましょう。

取り付ける車側の準備は整いました。

カングーのワイパーブレード交換8

新しいワイパーの準備2

続いて、新しいワイパーブレードの方の準備です。
アタッチメントの先端にツメがあります。(ピンク丸印の箇所)

カングーのワイパーブレード交換9

このツメを指で起こしながら横向きにスライドさせます。
アタッチメントの上部(フタ)のみが動く仕組みになっています。

カングーのワイパーブレード交換10

スライドさせた後に、フタの先端を持ち上げます。

カングーのワイパーブレード交換11

取り付け

ワイパーアームにある穴に、アタッチメント側にある出っ張りを入れるようにセットします。
ワイパーアームの先端をアタッチメントの奥に差し込むと、ピッタリと位置が合うようになっています。

カングーのワイパーブレード交換12

ワイパーアームの穴に、アタッチメントの出っ張りが入った状態がこちら。

カングーのワイパーブレード交換13

アタッチメントのフタを倒し、その後、横向きにスライドさせるとカチッと止まります。
改めて、この写真はフロントガラス側からボンネットの方を向いて撮影しています。
向きを間違わないようにしてくださいね。

カングーのワイパーブレード交換14

運転席側も作業内容は同じです。
無事に両方とも交換が完了しました。
はじめに紹介した通り、このワイパーは撥水タイプのため、ゴム部分に撥水成分が含まれています。
取り付けが完了したら、ガラスが乾いている状態で数分間ワイパーを動かします。
こうすることでガラス面に撥水被膜が形成されます。

カングーのワイパーブレード交換15

また、このBELLOFのワイパーブレードは、いわゆるエアロタイプと呼ばれるデザイン。
見た目のスタイリッシュさもさることながら、走行時に受ける風を利用し、ワイパーブレードがガラス面に押し付けられる力が働くため、ブレードの浮きを抑制し、しっかりと雨を払拭してくれるというものです。

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