ステップワゴンは広さや使い勝手の良さで人気のファミリーカーですが、「内装のプラスチック感が気になる」「車内の雰囲気をもっと上質にしたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが、木目調パネルを貼り付けるだけの簡単カスタムです。今回は、現行型ステップワゴン e:HEV エアー EX(型式:6AA-RP8)に実際に施工した様子を、ビフォーアフター画像とともにご紹介します。DIY初心者でも安心して挑戦できる方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
このページの内容
ステップワゴンの内装、なぜカスタムしたくなるのか?
ステップワゴン e:HEV エアー EXの内装はシンプルで機能的ですが、前席のエアコン操作パネルや窓スイッチ周りには樹脂パーツが多用されています。実用性には優れていますが、「少し安っぽい」「もっと落ち着いた雰囲気にしたい」と感じるオーナーも少なくないと思いますし、スパーダではなくエアーを選ぶ人は、よりエアー感を求めたい人が多いのではないでしょうか。
家族や友人を乗せるシーンも多いミニバンだからこそ、インテリアにこだわると車内で過ごす時間の満足度が大きく変わります。そこで人気なのが、両面テープで貼り付けられる木目調パネルによる内装カスタムです。
木目調パネルを貼るだけで得られる3つのメリット
木目調パネルのカスタムには、次のようなメリットがあります。
- 高級感アップ:シンプルな樹脂パーツが落ち着いた木目調に変わり、車内全体の雰囲気が上質に。
- DIYの手軽さ:両面テープで貼るだけなので、工具不要。誰でも簡単に取り付け可能。
- 取り外し可能:剥がせば元通りになるので、売却時や気分転換にも対応可能。
ちなみに私が購入して実際に取り付けたのは下記の2商品。(部位別でセットが分かれています)
メインの操作パネル周りも、これくらい印象が変わります。


どの部分に貼れる?ステップワゴン対応パネルの種類
今回使用した木目調パネルは、以下のような部分に対応しています。
- 前席中央の エアコン操作パネル周り
- 運転席・助手席の パワーウィンドウスイッチ周り
- 後部両側スライドドアの 窓開閉スイッチ周り
これらは乗車時に必ず触れる部分なので、カスタム効果を強く感じられるポイントです。
運転席側のパワーウィンドウ操作ボタンの周りもこの通り。


こちらは後部座席スライドドアのパワーウィンドウスイッチのパネル。


取り付けの流れ|初心者でも失敗しないコツ
取り付け作業はとてもシンプルですが、仕上がりをきれいにするためには次のポイントが重要です。
- 取り付け部分を脱脂する:シリコンオフシートで対象面の油分やホコリを除去。
- 仮合わせで位置確認:貼る前にしっかり位置を確認し、ズレを防止。
- 両面テープを少しずつ剥がす:乱暴に剥がすとパネル側から両面テープが剥がれそうになるので注意。
- しっかり圧着:密着させることで剥がれにくくなり、耐久性もアップ。
上記1の行程で使用した「シリコンオフシート」はこちら。
木目調パネルって安っぽくならない?
「木目調」と聞くと、シールのような安っぽさを想像する方もいるかもしれません。しかし、今回使用したパネルは質感がしっかりしており、光沢感や柄の自然さが純正インテリアと違和感なく調和します。
同乗者から「純正オプションみたいだね」と言われるほどで、安っぽさは感じられませんでした。むしろ車内の雰囲気が落ち着き、長時間ドライブでも快適さが増しました。

運転席側のエアコン吹き出し口のそばもしっかりカバー。

実際に使ってみて感じた効果
数週間使ってみた感想としては、毎日触れる部分の質感が変わることで運転時の気分が良くなりました。家族からも「エアーにすごく合っている!」と好評。
耐久性についても、しっかり圧着していれば剥がれることはなく、今のところ不具合は感じていません。「車内の満足度を上げる費用対効果の高いカスタム」と言えます。
前座席の全景はこちら。


まとめ
現行型ステップワゴン e:HEV エアー EX(6AA-RP8)の内装カスタムには、両面テープで貼るだけの木目調パネルがとてもおすすめです。取り付けは簡単で、誰でもDIYでき、しかも車内の雰囲気を大きく変えてくれます。
- 車内のプラスチック感が気になる
- 高級感をプラスしたい
- 初めての内装カスタムに挑戦したい
そんな方は、ぜひ試してみてください。家族や友人とのドライブがより快適で楽しいものになるはずです。