Tern(ターン)というメーカーのSurge(サージュ)という自転車に乗っています。
いわゆるミニベロロードと呼ばれるカテゴリの自転車で、小径車のロードバイクです。

このSurgeという自転車に乗る人の中には、私のようなロードバイク初心者の方が一定数いるのではないかと思っています。
今回、Surgeのバーテープを交換するにあたって、分かりやすく解説してくれているサイト等が見付からなかったので、自身が実際に体験した様子を記録として残しておきます。
少しでも同じSurge乗りの方のサポートになれば幸いです。
手が汚れる原因はバーテープの劣化だった
Surgeに乗り始めてはや3年。駐輪場に停めた際に隣の自転車のカゴやハンドルと擦れるといったことが繰り返され、バーテープがボロボロの状態になっていました。それに加え、加水分解などによる劣化も相まって、このような状態に↓↓

そして、ある時から、ハンドルを握った際に黒い油汚れのようなものが手に付くようになりました。
何らかの理由でチェーンの油汚れが付いたりしたのかな?と思って過ごすこと数ヵ月、この汚れの原因が劣化したバーテープによるものだとやっと判ったのです。
ちなみに、実験的にニトリルグローブをはめて、ハンドルをぐるりと擦るように握ってみたら、このような感じ。黒い汚れがべっとりと付着します↓↓

この汚れの原因は劣化したバーテープによるもので、細かなカスが油汚れのように付着し、石鹸で洗ってもなかなか取れないのでやっかいです。
そして、ようやくバーテープを交換しよう!と思い立ち、行動に移したのでした。
いきなり壁にぶち当たる。このパーツどうやって外す?
古いバーテープを外して、新しいバーテープを巻きなおす。
作業はそれだけのことなので、そこまで難しくは無いのかなとは思っていたのですが…
ちょっと待って、このブレーキ部分のパーツ、完全にバーテープの上から嵌めてあるし、どうやって外すんだ?という疑問が(下記画像 赤丸の部分)。周囲を見てもネジ穴のようなものも見当たらないし。

と思っていたら意外や意外。
このパーツ、実はゴムのような素材で出来ているため、裾の部分をベロンとめくり上げられるんですね。
この通り!!

まさかこのような仕様になっているとは思いもよらず。
こういった点が私のようなロードバイク初心者には「当たり前」ではないため、詳しく教えて欲しいのですが、そのような情報が見つけられずでした。
古いバーテープを外して新しいバーテープを巻いていく
古いバーテープをべりべりと剥がしていきます。
黒い粉もポロポロと落ち、かなり劣化している様子が分かります。

そして、今回新しく巻き直すのが、Amazonで購入したのがこちらのバーテープ。
2個入り送料無料650円の格安品です。
初心者なので、とりあえずこれくらいのもので良いでしょう。
リンクも貼っておきますね。

バーテープの裏側に両面テープが張り付けられています。

白い剥離紙を剥がし、ハンドルバーの先端側から巻いていきます。
この際、ハンドルの下側から巻き始めるようにし、ハンドル先端から少しバーテープを出した状態にします。
ちょうど両面テープの部分がハンドルの先端に来るように巻けば良いでしょう。
ちなみに、ハンドルよりはみ出して巻き始めるのは、余った部分をハンドル先端の空洞に押し込み、バーエンドプラグで抑え込むことで綺麗に仕上がるからです。

あとは、1/3くらいずつ重ねるようにぐるぐると巻いていくだけ。
実際の巻き方については「サイクルベースあさひ」さんの動画が分かりやすかったので紹介しておきます。
先ほど紹介したバーテープの中に、終端(ハンドルのセンター側)の仕上げ用のテープが含まれているので、それを巻き付けてフィニッシュです。

仕上がった様子がこちら
作業時間30分程度で両側を巻き終えることが出来ました。
初めてやった割には、それなりの見栄えになったかなと思います。
プロが見ると「この巻き方はひどい…」というレベルだとは思いますが…、とりあえずボロボロだったバーテープを綺麗にしたかったという目的は果たせました。


これくらい簡単な作業なのであれば、ある程度バーテープの劣化が進んだ時点で気軽に交換できるなという実感が湧きました。
このAmazonで購入したバーテープの持ちがどの程度か分かりませんが、価格的にも良いのではないでしょうか。