お盆が明けた次の週の月曜日に休みを取り「丹波篠山キャンプ場 やまもりサーキット」へキャンプに行ってきました。
初めて訪れるキャンプ場でしたが、一言で言うと「また行きたいと思える、大変良いキャンプ場」でした。
自身が感じた点など、できるだけ詳細にご紹介します。
どんな人におすすめのキャンプ場?
幼稚園~小学校低学年くらいのお子さんのいる家族向けのキャンプ場です。
キャンプ場の中心に設けられたペダルゴーカート(無料)のコースをはじめ、ブランコやトンネルなどの遊具があり、少し歩いたところには川が流れていて川遊びが楽しめます。
虫あみや、水中の様子を観察できる水中メガネの無料レンタル、スタンプラリーなど、子供が楽しめる要素がぎゅっと詰め込まれています。
管理人の方の印象は?
親子3世代で運営されているのでしょうか。50代くらいの方、30代くらいの方、その息子さん(小学生くらい)と思われる方々がスタッフとしていらっしゃいました。
みなさん愛想が良く、大変親切な方々でした。
息子さんもお手伝いをされているのか、ウチの子供に声をかけてくれたり、掃除や片付けをされたりと、感心させられました。
トイレはキレイ?
管理棟の裏手がトイレです。
まだオープンして1年ほどのキャンプ場ということはあるものの、「日本一トイレの綺麗なキャンプ場」を目指されているだけに、トイレは本当にキレイでした。(内部の写真はマナーを考え、あえて写していません。)
一日に3回、決まった時間帯に掃除をされているようですが、その他のタイミングでも気になる汚れなどあれば気軽にお声がけください、といった張り紙がされていました。
男性の方は小便器が4つ、大便器が4つありました。大便器はウォシュレットではありませんでした。
炊事棟の様子は?
蛇口は14か所あったと思います。それぞれに洗剤、たわしも置いてあり、蛇口どうしも比較的距離が取られているのはありがたいです。
この炊事棟の照明はセンサーライトになっているので、夜、人がいないときは電気が消えています。そのため、常時点灯しているキャプ場に見られる「ライト周りが虫だらけ」という状況がなく、快適に利用できました。
キャンプは好きですが虫が嫌いな我々夫婦にとっては、このちょっとしたことが感動ものでした。
低い位置の水道もあるため、遊んで泥だらけになったお子さんの足を洗ったりも出来ます。
夜の気温、雰囲気は?
泊まった日の夜中の最低気温は22℃。
夕方から雷の予報となっていましたが、心配していた夕立などは来ず、夜中には空も晴れて綺麗な星空を見ることが出来ました。
寝るときはエアーベッドの上に大きめの寝袋を敷布団として使用し、掛布団的なものは使わずに寝ました。
特に暑がりな自分は寝始めは若干蒸し暑く感じましたが、明け方はさすがに肌寒さで目が覚めました。
暑がりな方でもタオルケットやガーゼ生地などを掛け布団に準備しておくと、ちょうど良いかもしれません。
管理人さんは21時頃までおられて、最終の見回りをされていたように見えました。
夜中はいろいろな生き物の鳴き声が聞こえてきました。
キャンプ場のパンフレットにもありましたが、ゴミを外に出したままにしておくとイノシシやシカなどがやってくると書かれていたので、その類の獣の鳴き声だったのかもしれません。
このキャンプ場の良い点
- 子供がとにかく飽きずに楽しめるキャンプ場
- すべての設備がキレイ
- お風呂が徒歩1分の距離
- スタッフ皆さんが親切
このキャンプ場の不満点
- 料金設定が高め
- 土日はいっぱいで遊具の待ちが発生する
- 車横付けサイトでも階段の上り下りが発生する(高低差1メートルほど)
利用予定の方へのアドバイス
<ギアについて>
キャンプ場の周囲に木が生えてはいるものの、ほぼ日陰が無いのでタープは必須。
地面の中が非常に硬い箇所があるので、ペグは鍛造ペグがベター。今回ネイルペグを使用しましたが、途中から入らなくなる、抜けなくなる、というトラブルに見舞われました。
<サイトについて>
車の横付けが可能なD1~D3は、ペダルゴーカート乗り場の最寄りとなりますが、ブランコなどの遊具のあるスペースからは死角となってしまいます。そちらのスペースで子供が遊びたがる場合、特にお子さんが小さい場合は親はテントを離れ、付きっ切りにならざるを得ません。
ある程度キャンプ場全体が見渡せ、子供が遊んでいる様子をテントから眺めようと思うと、ペダルゴーカートのコースに隣接したBサイトが良いと思います。
可能であれば土日を外して宿泊できると、利用者も数組程度となり、遊具もほぼ貸し切り状態になります。
<その他>
お風呂はキャンプ場利用者専用のものではないため、夜になると人が増えます。夕食前に済ませてしまう方が空いていて安心です。