徳島県海部郡海陽町まぜのおかオートキャンプ場 2泊3日のレビュー

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金曜〜日曜にかけて、2泊3日で「まぜのおかオートキャンプ場」へ行ってきました。

淡路島を抜けて四国に入り、「徳島IC」で高速道路を降りてから、さらに2時間ほど掛かる距離に位置しているキャンプ場です。

結論を先に言うと、「時間を掛けてでもまた行きたいと思える、素晴らしいキャンプ場」でした。
キャンプ場内の様子や周辺施設、子連れでの過ごし方についてレポートしたいと思います。

1日目

まぜのおかオートキャンプ場のオフィシャルサイトでは、チェックインは14時からと案内されていますが、電話で確認したところ12時から可能とのことだったので、昼食を済ませて12時にキャンプ場に着ける計算で目指しました。(ちなみに、有料の「アーリーチェックイン」は10時から可能です。)

キャンプ場近くの海鮮屋さんで昼食を済ませる

昼食はまぜのおかオートキャンプ場近くにある、海鮮丼で有名な「味政(あじまさ)」さんにて。

味政の外観

金曜日でしかも11時過ぎ(11時オープン)ということもあり、我々が一番乗り。

おすすめの海鮮丼をいただきましたが、味、ボリュームともに満足です。

味政で食べた海鮮丼

ただ、今思えばさしみ定食も捨てがたかったなと。

キャンプ場のセンターハウス(管理棟)にてチェックイン手続き

昼食を取った味政さんから車を走らせること5分。
まぜのおかオートキャンプ場に到着です。

キャンプ場の入り口に入ってすぐ左手にある駐車場に車を止め、駐車場の正面にあるセンターハウス(管理棟)にてチェックインの手続きを行います。

まぜのおかオートキャンプ場センターハウス

このセンターハウスですが、以前に火災で建物が消失し、現在の建物は平成29年1月に 新たにオープンしたようです。なので建物もとても綺麗な印象です。

センターハウスでは簡単な食材やアイス、子供向けのおもちゃ、炭や薪などが売られていました。

まぜのおかオートキャンプ場センターハウス内の様子

受付を済ませ、場内の説明書の一式が入ったファイルとサイトにある電源ボックスのカギ、入場用のゲートパスカードを受け取ります。

まぜのおかオートキャンプ 入場ゲートパスカード

このキャンプ場はキャンプサイトへの侵入口に、駐車場によくあるバータイプのゲートが設けられており、このカードを通さないとバーが上がらない仕組みになっています。

このパスカードを持っていない部外者が入れないようになっているので、安心して利用できるポイントの一つです。

センターハウス(管理棟)のトイレが綺麗すぎる

センターハウス内、受け付けを通り過ぎて奥に進むと、自動販売機とトイレ、コインランドリーコーナーがあります。

このセンターハウス内のトイレがめちゃくちゃ綺麗で感動しました。
もしかすると、ちょっとしたショッピングモールのトイレより綺麗かもしれません。
しかも管理人さん達が帰られたあとも24時間利用でき、屋内なのでクーラーも効いていて、虫もほぼゼロ。
こんなに安心して使えるキャンプ場のトイレに初めて出会いました。

まぜのおかオートキャンプ場センターハウス内のトイレ1
まぜのおかオートキャンプ場センターハウス内のトイレ2
まぜのおかオートキャンプ場センターハウス内のトイレ3
まぜのおかオートキャンプ場センターハウス内のコインランドリー

サイトの様子

出典:まぜのおかオートキャンプ場オフィシャルサイトより

今回我々はオートサイトの電源付きサイトである「Aサイト」を利用しました。

まぜのおかオートキャンプ場Aサイト

まぜのおかオートキャンプ場といえば、キャンプ場中央に走るヤシの木が生えたメインストリートが象徴的なので、この付近のサイトに魅力を感じる方も多いと思います。

海のステージから見たキャンプ場の様子

しかも、広場サイトAにある遊具が小さな子供にはちょうど良い遊び場になるので、この近くのサイトを希望される方も多いでしょう。

まぜのおかオートキャンプ場のアスレチック
広場サイトAの遊具

しかし我々家族が一番重要視するのは「子供たちのトイレ問題」。
子供が幼稚園児のため1人でトイレに行かせることも出来ず、必ず夫婦のどちらかが付き添いで行く形になるので、サイト選びはトイレまでの距離が近いという事が絶対的な条件の一つになります。

場内には何箇所かトイレが設けられていますが、受け付けの際に利用したセンターハウス内のトイレの綺麗さに「トイレの利用はここ一択だな」と、他のトイレの様子を確認すらしに行きませんでした。笑

しかもトイレの利用の際には、コインランドリー側のドアからセンターハウス内に入れるため、Aサイトが本当に便利です。

下記の写真はオートサイトのAサイトから見たセンターハウスの様子。
写真中央に見えているガラスの扉が、コインランドリーコーナーへの扉になっており、ここからトイレに行くのが近くて便利です。(左手前に見えている建物は「交流棟」と呼ばれる建物です。)

まぜのおかオートキャンプ場の炊事棟から見たセンターハウス

電源サイトには、各サイトに電源ボックスが設置されていて、受け付けで受け取ったカギを使用してボックスを開けます。
一瞬「鍵穴はどこ?」となりましたが、ハンドル上部が回転して鍵穴が出てくる仕組みになっていました。
電源ボックス内には1口のコンセントが2箇所設置されており、1個あたり1500W、全体で20Aという容量です。

まぜのおかオートキャンプ場の電源ボックス内の様子

この日は平日ということもあって、キャンプ場全体で見ても利用者は10組以下程度。
オートサイトのAサイトに至っては、我々以外の利用者は無しです。

炊事棟も綺麗で便利

まぜのおかオートキャンプ場の炊事棟

各サイトのブロックごとに炊事棟が設けられています。

たまにサイトごとに炊事場が設けられている区画を用意しているキャンプ場もありますが、このキャンプ場のオートサイトでは炊事棟がほぼサイトに隣接しているようなもので、全く苦になる距離ではありません。

設置してある水道は3箇所でしたが、向かい合って利用できるレイアウトになっているため、食器を洗いに行く時などは2人で行けば作業効率は良いと思いました。

まぜのおかオートキャンプ場の炊事棟内の様子

各流し台には食器用洗剤、スポンジに加え、消毒用手洗い洗剤が置いてあるのも嬉しいポイントです。

まぜのおかオートキャンプ場の炊事棟の備品

テント設営後、買い出しに出かける

サイトの設営が完了し、15時頃に晩ご飯の食材の買い出しに出掛けます。

テンマクデザインの「サーカスST DX」に「DDタープ(4m×4m)」を連結していますが、サイト内に十分収まるスペースがあります。。

あらかじめ下調べをした情報によると、近所のスーパーは2件。
「サンシャイン モアナ店」と「ピア海部」。

「ピア海部」には小規模ながら100円ショップのセリアが入っており、パン屋、書店などもあるため、何かと便利そうだと思いこちらを利用しました。
スーパーの部分でいうと、こじんまりとした規模のものですが、欲しいものは一通り揃う印象でした。(ロックアイス、板状の氷もあります。)

晩ご飯に食べる「阿波尾鶏」、冷凍ピザ、マシュマロをはじめとしたお菓子類などを購入してキャンプ場に戻ります。

なお、ホームセンターも「コーナン」と「コメリ」が近所にあったようですが、今回は利用機会がありませんでした。

夕食〜就寝

メスティンでお米を炊き、先ほどスーパーで購入してきた阿波尾鶏のグリルをいただきます。

そして、この日がデビュー戦となるユニフレームの「ネイチャーストーブラージ」を使い、ピザを焼きました。あとは、定番の焼きマシュマロを子供たちと楽しみました。

ネイチャーストーブラージでピザ焼き

しかし、「ネイチャーストーブラージ」の燃焼効率は素晴らしいですね。
写真に撮るとちょっとした火事のようで怖いです。笑

お風呂は明日に入るとして、この日は就寝です。

まぜのおかオートキャンプ場で見える星空

寝る前に見上げた星空がとても綺麗でした。
夏の大三角、北斗七星、カシオペア座、さそり座など、メジャーどころの星座がハッキリと確認できました。
比較的明るいエリアに住んでいる我々としては、この星空もこのキャンプ場を利用する価値の一つに思えます。

2日目

朝ごはんを済ませて大砂海岸へ

朝、サイトから見えた朝日が大変気持ちよく、良い1日の始まりを予感させます。

朝日を浴びたヤシの木のシルエットが南国ムードたっぷりで、旅行に来た感じも味わえますね。

まぜのおかオートキャンプ場からの朝日
オートサイトAから見た朝日の様子

パンやヨーグルトで朝ごはんを簡単に済ませ、子供達のリクエストでビーチに出掛けました。

まぜのおかオートキャンプ場から車で10分ほどの距離にある「大砂海岸」へ。
駐車場に通じる道の入り口には「海開きはありません」の立て看板がありますが、駐車場は空いているのでビーチの利用自体は可能でした。

釣りで利用されている方など数組がいましたが、駐車場も数台の車が停まっているだけでビーチは貸し切り状態。

7月初旬の大砂海岸の様子

小さなお子さんがおられる方は、マリンシューズや砂場セットなどを持って行けば十分に楽しめます。

子供たちとひとしきり貝殻拾いをして、ランチに向かいます。

ランチは阿波尾鶏専門レストラン「odori」にて

阿波尾鶏専門店「odori」の看板
阿波尾鶏専門レストラン「odori」の道沿いに立つ看板

大砂海岸からおよそ20分。まぜのおかオートキャンプ場からだとおよそ30分の距離にある、阿波尾鶏専門レストランの「odori」さんに向かいました。

阿波尾鶏専門店「odori」の外観
阿波尾鶏専門レストラン「odori」の外観

土曜でしたが、11時半頃に着いたので待ち時間なども無くすぐに席に着けました。

この店のシステムは料金前払い制。
店内に入ってすぐにあるレジのところでメニューを見て、料理を決めて、支払いを済ませてから席に案内されます。

阿波尾鶏専門店「odori」のもも肉ステーキ

私が頼んだのは「もも肉ステーキ」のランチ。
妻は「ウミガメバーガー」、子供用には「ほんとの親子丼」。
どれもまた食べたいと思えるおいしさでした。

ふれあいの宿 遊遊NASAにて温泉を堪能

阿波尾鶏専門店「odori」からまぜのおかオートキャンプ場方面へ帰っていき、キャンプ場を通り過ぎる形で南下します。

昨日行ったスーパー「ピア海部」を通り過ぎてしばらく行くと、左手に見えてくる「ふれあいの宿 遊遊NASA」への入り口道路。

ホームページにもありますが、ここでは日帰りで温泉が利用できます。(入浴料610円)

まぜのおかオートキャンプ場を利用した方が温泉に行く場合、もう少し海岸線を進んだところにある「道の駅宍喰」に隣接したホテル リビエラの温泉を利用される方が多いようですが、キャンプ場からは「ふれあいの宿 遊遊NASA」の方が近く、料金も同じなので過ごし方に合わせて選択すれば良いかと思います。

「ふれあいの宿 遊遊NASA」の温泉は「なさ地呂温泉」と呼ばれ、お湯に浸かれば肌がぬるぬるするタイプのお湯でした。

昨日の汗も流せてスッキリ。
帰りは「ピア海部」に寄って晩ご飯の食材を調達してキャンプ場に戻ります。

土曜日のチェックイン時間帯のキャンプ場の様子

買い物を終えてキャンプ場に着いたのが14時過ぎ。
通常のチェックイン時間を過ぎたところですが、サイトにはあまり人影が見当たりません。

後から分かったのですが、今はコロナの影響によりサイトを間引いて人を入れているようでした。
隣、正面などに利用客が居ない状態になるように、互い違いになるような形でサイトを埋めて行ってたんですね。
そのため、週末とは言え人はそこまで多くなく、引き続き快適に利用できました。
フリーサイトも同様に、かなりゆとりをもった人数になっていました。

晩ご飯~就寝

メスティンご飯を、スーパーで購入した海鮮チヂミをおかずにいただきました。

そして、食後はお決まりの焼きマシュマロのクラッカーサンド。
この組み合わせ最強ですね。

星空は昨夜よりもきれいに見えた印象です。
この日も夜中は少し肌寒いくらいで、暑くて寝苦しいといったことは全くありませんでした。

3日目

朝ご飯を済ませて撤収作業

太陽が昇り始めると、海のステージ側からの太陽光の差し込みがすごいです。
まぶしい上に暑いので、タープなどの向きは考慮した方が良いと思います。

朝食を済ませたら早々に撤収作業に移ります。
汗だくになりながら黙々と片付けていき、本来であれば11時チェックアウトのところ10時にはキャンプ場を後にしました。

このあと強烈な眠気に襲われながらも、無事に帰宅するのでした。

まとめ

冒頭でも書いたように、とにかくトイレがキレイで安心して利用できます。
その点は子連れや女性には非常にポイントの高いキャンプ場と言えます。

コロナのこともあったのでキャンプ場のシャワーは利用しませんでしたが、車で少し移動すれば温泉施設もあるため、お風呂はそちらで済ませ、ついでにスーパーやホームセンターで買い出しも行う、といったスケジュールを組めば良いかと思います。

また、私たちの利用した7月の上旬の気温は日中は30度を超えるものの、夜中~明け方には23度程度まで下がります。
寝袋にしっかりと入ると暑く感じるかもしれませんので、就寝時にはタオルケットなどを準備しておき、必要に応じて体に掛けられるようにしておいた方が無難です。特に寝袋に入れないお子さん用には、体に掛けるものがあった方が良いと思います。


我々が使用しているテントは、テンマクデザインの「サーカスST DX」です。
以前はDODの「カマボコテント2」を使用していましたが、設営時間の短縮化を図りたいと思い買い替えたものです。
女性一人でも設営可能なテントなので、本当に楽チンでオススメです!

【設営が超簡単!】テンマクデザイン「サーカスST DX」の張り方(設営方法)の手順解説や、実際に使って感じたレビューを紹介

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