【レビュー】岐阜県 美濃白川クオーレふれあいの里 2泊3日のキャンプで利用。

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9月の4連休を利用して、岐阜県加茂郡白川町にある道の駅「清流白川クオーレの里」内のキャンプ場「美濃白川クオーレふれあいの里」に行ってきました。

オートサイトの利用で、土曜から月曜にかけての2泊3日のキャンプ。
キャンプで2泊3日は自分たちにとっては初体験です。

キャンプ場の様子をはじめ、利用してみた感想をご紹介します。

受付を済ませてオートサイトへ移動

「道の駅」といっても、ほぼキャンプ場がメインになっている場所のため、みなさんがイメージするような道の駅の構えとは少し異なっていました。

受付の棟にファーストフード店とトイレ、コインランドリーが併設されているだけのシンプルな建物です。

今はコロナの影響もあって、受付に入れるのはマスク着用のうえで、代表者の1名のみ。

受付でゴミ袋と電源ボックスのカギ、テントに掛ける許可証などを受け取り、道を挟んで向かいにあるオートサイトへ車で移動します。

オートサイトの様子

向かいに川が流れており、木立の中にあるようなロケーションのオートサイト。
全部で10サイトほどだったと思います。
ホームページの説明には「1サイト平均100㎡」との表記がありましたが、スペース内には木が生えているところもあるので、テントやタープのレイアウトによっては木が邪魔になるので注意が必要です。
自分たちが使用しているDODのカマボコテント2では、縦方向に設置した時にはサイトほぼいっぱいまで使うようなサイズ感でした。

地面が固いので鍛造ペグが無難

自分たちがもともと持っているペグは、テントに同梱されていたスチールのネイルペグのみ。
事前にこのキャンプ場のホームページに掲載されているオートサイトの写真を見たときに、砂利が多く地面が固そうだと思い、この日のために鍛造ペグの『エリッゼステーク 18cm』を調達しておきました。

実際にテントを設営してみると、場所によっては本当に地面が硬く、一定の深さからペグが刺さってくれません。
今回、鍛造ペグを初めて使いましたが、その実力に感動しました。

「こんなにもガシガシ刺さっていくのか!」と。

今回ペグを打ち込むときに「おや?」と思っていたのですが、改めてペグを見てみるとご覧の有り様。

ネイルペグが曲がってしまっていました。それほど地面が固かったんですね。
鍛造ペグのエリッゼステークの方はもちろん無事です。素晴らしい!

一部、本数の関係でネイルペグを使用しましたが、今回の経験で全てのペグを鍛造ペグに買い換えることを心に決めました。

このキャンプ場を利用するにあたっての過ごし方

オートサイトの向かいにある川から橋を見上げて撮影したタイムラプス動画です

オートサイトの向かいに川が流れています。
川幅、深さ、流れともに大したことはないため、小さいお子さんでも水着やサンダルなど準備しておけば楽しめると思います。

ホームページに書かれているマス釣りなどは、オートサイトのエリアからはもう少し上流の方で実施されているようでした。

また、オートサイトの隣のエリア(受付棟から道を挟んで真向かい)には広い芝生のスペースがあります。
芝生スペースの外周部分がグランドゴルフのコースになっており、受付棟でクラブなどが有料で借りられるようでした。
気持ち程度の遊具もありましたが、こちらは幼稚園児くらいまでが楽しめるような小さな滑り台などしかありません。

あとは、周辺を散歩をするくらいでしょうか。
コテージが立ち並ぶ方に向かって少し散歩をしましたが、これと言っては特に何もありません。

夏場だと子連れの方は川遊びで大半の時間が使えるかもしれませんが、寒くなってくるこれからの季節はそういった過ごし方も難しく、大人も少し退屈に感じるかもしれませんね。

ランチは岐阜タンメン

今回は2泊出来るということもあり時間に余裕があったので、2日目の昼間は車で都会(美濃加茂市)に出て、食材の買い出しとランチを楽しみました。

バローというスーパーを目指している時に見つけた「岐阜タンメン」というラーメン屋。横を通った時に行列ができていました。

せっかく岐阜に来たのだから何かその土地の美味しいものを食べたい、と思いながらランチの店を探していた自分たちにとっては丁度良い店で、すかさず入店。

甘みのあるスープとニンニクの香りが食欲をそそり、思わず替え玉を頼んでしまいました。これは是非また食べたいと思える味でした。
関西の方なら「神座」というラーメン屋をご存じかと思いますが、あの系統の味です。

帰り際には子供達にお菓子の詰め合わせをプレゼントしてくれ、子供達は大喜び。

テーブル席や子供用の食器、お菓子のサービスと、子連れでも利用しやすいラーメン屋さんでした。

岐阜タンメン、すごく美味しかったのでまた食べたいなぁと思っていたところ、「寿がきや」さんから即席麺が発売されているのを見つけました!

風呂問題について

フリーサイトエリアにコイン式の温水シャワーがあるようでしたが、このコロナ禍のなかでは少し不安があったので利用は見送りました。

このキャンプ場から車で10分くらいのところに「道の駅 美濃白川」があり、そこに温泉があるため2日間とも利用しました。

天然温泉で大変気持ち良いのですが、料金が少し高めです。
大人550円、3歳以上450円という設定のため、自分たちが家族で入ると1回2000円。2日間でお風呂代だけで4000円はなかなかの痛手です。探せば1時間くらいの距離にもう少し安いお風呂がありましたが、移動の手間を考えて結局両日ともに「道の駅 美濃白川」を利用しました。
いずれも夕飯前の16時台に利用しましたが、利用客は3〜4組程度で比較的空いている印象でした。

このキャンプ場を利用してみた感想

今回利用したオートサイトは電源付きだし、トイレや炊事棟も近いしと、サイトとしては概ね満足でした。

ただし次の点が気になりました。

炊事棟の蛍光灯に集まる虫の数。

季節柄もあるのか、むき出しの炊事棟の蛍光灯に多くの羽虫が集まっていました。
大半はウスバカゲロウでしたが、なかなかの数だったため、虫が苦手な方は炊事棟を利用しにくいと思います。シンクの中にも割と虫が落ちていました。

オートサイト前の川を挟んだ向かいにあるコテージエリアの利用客がうるさかった。

かなり大きなコテージが2棟立っていたようですが、片方の利用客が深夜まで大声で騒ぎ、禁止されている打ち上げ花火をするなど、マナー違反がひどかったです。

フリーサイトはかなり密。

散歩がてら管理棟の裏手にあるフリーサイトまで行きましたが、フリーサイトの混雑ぶりはなかなかなもので、隣のスペースの利用客がうるさいグループだったら本当に嫌だなと思うほど、結構密な感じでした。あの状況を目の当たりにすると、フリーサイトは利用する気になれません。

道の駅に入るための道が1車線しかない。

道の駅に入るために川に掛けられた橋を渡るのですが、この橋、車一台分しか通れません。なので侵入する前に向かいから車が来てないか十分に確認する必要があります。

総じての感想としては、交通費と時間を掛けてわざわざ行く価値は見出せなかったので、リピートすることはないかな、ということです。
オートサイトに限りますが、キャンプ場としては良いところだと思うので、岐阜県内や近隣の県など、比較的気軽にこの場所に辿り着ける方であればもう少し感想が変わってくると思います。

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