ホームセンター「カインズ」のプライベートブランド「kumimoku」から発売されているクロスレッグテーブルの丸形天板(約90cm)だけを買ってきて、お座敷スタイルのキャンプでコタツの天板として使用するためにリメイクしました。
実際の作業手順を追いながら、完成に至る様子をご紹介したいと思います。
このページの内容
オルテガ柄のデザインをパソコンで作製
オルテガ柄に込められた意味など全く分かっていませんが、雰囲気で「ぽい」デザインを作成してみました。
自宅のプリンターはA4サイズまでしか印刷できませんので、分割して印刷し、貼り合わせます。
天板のセンターにマスキングシートを貼る
「マスキングテープ」は皆さんご存じのものかと思いますが、用紙一枚が丸々マスキングテープの素材で出来ている「マスキングシート」なるものがあります。
1枚はおよそA4サイズ。これを、2枚が少し重なるようにしてテーブルのセンターに貼ります。
デザインを転写する
マスキングシートの上に転写紙を敷き、その上に印刷したデザインを重ねて、デザイン部分を上からなぞります。
こうすることでデザインがマスキングシートに写ります
デザインのラインに合わせてカットし、不要な個所のテープを剥がす
先ほど転写したデザインを確認しながら、必要な部分、不要な部分を意識しながらカッターで切り込みを入れていきます。
カットを終えたら不要な個所のマスキングシートを剥がしていきます。
この天板の素材との相性なのか、ところどころマスキングシートの粘着力に、天板表面の木が持って行かれ、少し荒れた感じになってしまいました。後ほど「味」になっていくと思うので、ここは気にせず作業を続けます。
不要な個所のマスキングシートを乗り除いた様子がこちら。
アンティークワックスを塗り込む
私たちが使用したのはターナー色彩株式会社の『アンティークワックス』。
カラーはジャコビーンです。
家で余っている不要なタオルなどを使用して塗り込んでいきます。
特にこのオルテガ柄は尖った部分があるので、アンティークワックスを塗り広げるときに、タオルでマスキングシートをめくってしまわないよう、柄のそばは気を付けて塗っていきます。
何度か塗り重ねますが、ムラになってもあまり気にする必要はありません。
全体に塗り終わった状態がこんな感じ。
マスキングシートを剥がして完成!
マスキングシートを剥がしていくと、見事にもとの木目が見えてきます。
実際にキャンプでコタツの天板として使ってみると、こんなイメージです。
折り畳みにできないので、このサイズそのままで車に積み込む必要がありますが、仕上がりの雰囲気に満足なので良しとします。