所有している炊飯器でのご飯の炊きあがりがあまり美味しく感じられなくなり、炊飯器の買い替えを検討していましたが、「ストウブでご飯が炊ける」ということを知り、今回の購入に至りました。
購入したのは『ストウブ ラ ココット デ ゴハン』ブラックのMサイズ。
Mサイズは2合炊きが基本ですが、3合までのご飯なら炊くことが可能です。
スイッチ一つでご飯が炊ける電気炊飯器と違い、火加減や火に掛けておく時間を自分で確認、調整しないといけない対応が必要ですが、その分炊きあがりのご飯が美味しく、その味にハマってしまいました。
このページでは『ストウブ ラ ココット デ ゴハン』Mサイズを使って美味しくご飯を炊く方法をご紹介します。
このページの内容
1.お米を洗う
必要なお米をボウルに取り、水で洗います。
この際、お米の計り間違いが無いようにキッチリと必要な合数を取りましょう。
洗い終えたら一旦ザルに移してお米の水を切ったのちに、『ストウブ ラ ココット デ ゴハン』にお米を入れます。
炊く際に使用する水分量に誤差が出てしまうので、しっかりと水は切っておきましょう。(ザルに移しただけでは、お米が集まっている内部に意外と水が溜まっています。)
2.お米にじゅうぶん水を吸わせる
1合につき200ccの水を入れます。
今回の例では3合炊くので、水は600cc使用しています。
フタをしてそのまま20分放置します。
この時まだコンロの火は使用しません。
ただただお米に水を吸わせるための時間です。
3.フタを外して沸騰させる
水に浸しておく時間が終われば、フタを外してコンロの火を付けます。
ちなみに、フタの内側には下の写真のように独特の突起があります。
これは「システラ」という名称で、鍋の中に発生したお米のうまみをたっぷり含んだ蒸気を、水滴にしてまた鍋の中に落とすという役割を果たすもの。
これにより、お米のうまみを閉じ込め、ふっくらとした炊き上がりになるようです。
こちらのメーカーページに詳しい解説があります。
ちなみに、沸騰させる際の火加減はこのくらい。
鍋の底面と同じくらいか、少しはみ出すほどの強火で加熱します。
4.沸騰したらかき混ぜる
沸騰したらコンロの火はそのままに、しゃもじで鍋の側面、底面にあるお米をしっかりとかき混ぜます。
お米をかき混ぜ終わっても沸騰が続く状態を確認してから、次の工程に進みます。
5.フタをして最弱火で10分
しっかりとお米をかき混ぜたらフタを閉めて、コンロの火は一番弱くします。
少し見づらいですが、火力はこの程度。火力のレバーを一番弱い側いっぱいまで動かした状態です。
この状態で10分間コトコトと炊きます。
コンロにタイマー機能がある方はそれを使用しましょう。時間がきたら勝手に火が消えてくれるので便利です。
タイマー機能が無い方はキッチンタイマーなどで10分間を計測してください。
6.火を止めて10分間の蒸らし時間
コンロの火を止めて、そのまま10分間放置します。
7.完成!
鍋敷きを準備して、食卓でフタをオープン!
ふっくらツヤツヤの炊きあがりです。
我が家では炊飯器を使用した場合よりも間違いなく美味しく炊きあがるため、お米の消費量が増えました。。
手順のまとめ
- お米を洗い、ザルに移して水気をじゅうぶんに切る
- 『ストウブ ラ ココット デ ゴハン』にお米と必要な水(1合につき200cc)を入れ、フタをして20分放置する
- フタを外して強火で沸騰させる
- 火力はそのままに、鍋の側面、底面のお米をよくかき混ぜる
- フタをして最弱火で10分炊く(タイマーセットで正確に)
- 火を止めて、フタは閉めたまま10分放置(蒸らし時間)
- 完成!
備考
ちなみに、朝に『ストウブ ラ ココット デ ゴハン』で炊きたてのお米を食べたい場合、前日のうちから上記のステップ「2.お米に充分水を吸わせる」という工程までを済ませておくと良いですよ。
お米を水に浸したままフタをして朝まで置いておくのです。
そうすれば、朝起きて火に掛けるところから作業をスタート出来るので、およそ30分以内に炊き立てのご飯を食べ始めることが可能になります。
これなら炊飯器の「早炊きモード」と同じくらいの時間ですね。
洗米から始めるとプラス25分ほど掛かるので、食べ始めるまでにおよそ1時間必要になります。
カラーバリエーションも豊富なので、キッチン周りのインテリアやテーブルに置いた時の雰囲気の好みで選ぶのも楽しいですね。
コロナ禍で需要が高まっている商品の一つのため、人気のカラーは品切れになっていることも。即決が吉です。