このたびのフルリノベーションで収納家具を造作してもらった際に、収納する内容に合わせ、棚などの高さが調整できる仕組みにしてもらいました。
エントランスホールに作ってもらったルーバー扉の収納の中は、このように棚が2つ設置されています。
奥の壁面に2本のステンレス製の細い柱が設置されていて、近づいてみてみると、それらはこのようなデザインになっています。
こちらの柱は、ディスプレイ用の什器を手掛ける「ロイヤル」というメーカーの「チャンネルサポート」という商品。
丸みを帯びた1センチ程度の長方形の穴が等間隔に開けられています。
この穴に対して棚受けのブラケット(同じくロイヤル製品)の突起が刺さり、固定される仕組みになっています。
柱の穴のピッチも細かいため、収納する内容による微調整が可能です。
棚受けのブラケットを柱に設置する時は、穴に水平に入れ、そのあと少し下におろすことでロックが掛かります。
逆に棚板を動かす際は、少し持ち上げてから手前に引き出すことで外すことが可能です。
棚板を動かす作業は一人でも可能ですが、水平を確認するという意味でも二人で作業をする方がベターです。水平が取れておらず、左右が違う高さで棚板がハマってしまうと外しにくくなってしまいますからね。。
玄関のルーバー扉内の収納は、このように棚板の高さが可変になるものでしたが、廊下に面したクローゼットは、1本のステンレス製のパイプを通して使うハンガーブラケットが使われており、こちらも同様の規格のため、高さが調整出来るようになっています。
今回はフルリノベーションに合わせて大工さんに設置してもらいましたが、しっかりとサイズなどを測れば自分でも設置が可能だと思います。
今回紹介した棚受けやハンガー用以外にも様々な種類のブラケットが用意されているので、棚のサイズ、用途などに応じての使い分けが可能なため、非常に便利です。