同じグレーの壁紙でも、光の当たり具合でここまで印象は変わる

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フルリノベーションの際、最も悩んだ要素の一つに「壁紙選び」があります。

建築事務所から壁紙のカタログをお借りして、夫婦であーでもない、こーでもないと意見を言い合いながらチョイス。

カタログに載っているのは数センチ四方の色見本のため、目ぼしいものがあれば、より大きいサイズ(といってもA4程度)のサンプルを取り寄せてもらうことが出来ます。

巾木はモールディングのデザインが入った純白のものを採用していたため、これを際立たせるにはグレーの壁紙が良い、と建築士さんからはアドバイスをもらっていました。

で、一旦自分たちなりに選んだものを建築士さんに伝えると、「それでは濃すぎるので、もっと薄いカラーの方が良いですよ。」とのこと。

建築士さんの意見も聞きながら、最終的に選んだのは、それ単体で見ればグレーと分からないレベルのグレーの壁紙。

こんなカラーで本当に巾木が引き立つのか?と半信半疑でしたが、建築士さんの経験は本物でした。(プロだから当たり前のレベルか・・・)

純白のモールディングの巾木が際立つ、薄いグレーの壁紙
純白のモールディングの巾木が際立つ、薄いグレーの壁紙

巾木が純白なので、少しでも色の入ったグレーであれば、このように巾木部分はしっかりと主張されます。

また、同じ色の壁紙でも、自宅内で光の当たり具合の異なるエリアで見てみると、たちまちその表情が変わります。

例えばこのような感じ↓

光の当たり具合で違った印象を受ける壁紙の様子
光の当たり具合で違った印象を受ける壁紙の様子

この写真で左の奥に見えているのが、先に紹介した写真で写している部分になります。
少し出っ張った壁があるため、写真の右側はその陰になるのですが、同じグレーの壁紙でもこれだけ見え方が変わってきます。

建築士さんの意見を無視して、自分たちが良いと思った壁紙で通していたら、部屋の中はもっと暗い印象の空間になっていたことと思います。
(もちろん、そのテイストが好きだということであれば問題ありません。)

メインの壁紙は上記の写真にあるように薄いグレーを採用しましたが、空間が切られているところでは別の壁紙を選んでいます。

例えば、トイレではもうワントーンかツートーン色の濃いグレーの壁紙を採用し、寝室ではグレーに少しピンクが入ったようなカラーの壁紙を採用しています。

この寝室の壁紙は、正直他の部屋のグレーの壁紙と違いが分からないレベル。

上の写真で紹介したように、陰影の具合で同じ壁紙でもこれだけ印象に差が出るので、ちょっとの差程度であれば同じに見えてしまいます。

上記の経験からも、リノベーションで部屋ごとに壁紙を変える検討をされている方は、割と思い切ったカラーを選ぶくらいの方が良いと思います。
メインで採用している壁紙と同系色でいくのであれば、より濃淡の差をつけたものを選ぶことで、その空間に別の印象を与えることが可能になります。

リノベーションを検討されている方に、少しでも参考になれば幸いです。

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