自宅のマンションのフルリノベーションにあたり、やって良かったと思える点の一つに「玄関の土間部分の間取り拡張」があります。
リフォーム前の土間の様子
リノベーション前は、このように↓いわゆる一般的なマンションによくある作りの玄関でした。
玄関に入ると半畳ほどのスペースがあり、左手側にはシューズボックスがあります。
土間の間取り改善の要望内容
打ち合わせの段階で伝えていた、土間を改善したい要望としては次の通りでした。
- ベビーカーを置くスペースの確保
- 家族で出かける際、また、帰宅時に靴の脱ぎ履きで渋滞しないこと
- 買い物からの帰宅時に、荷物を置いても通れるスペースが欲しい
- キャンプ道具の出し入れを行うのに程良い広さが欲しい
どの要望もつまりは、今のスペースでは狭すぎると感じている点にありました。
そして間取りの話を進めるにつれ、
今は不要となっている部屋がある = 有効活用する余地がある
ということになり、玄関に隣接している一部屋を無くすことにしました。
リフォーム後の拡張した間取りの土間の様子
で、生まれ変わった玄関がこちら。
左側が土間のスペースになっています。
若干の段差が発生していますが、パイプ類などを通すために必要なスペースだったため、この段差を取り除くことは出来ませんでした。
もともと部屋だったところまで玄関ホールとなったわけですから、フルリノベーション前の玄関からは比べ物にならないほど広く、そして外出時、帰宅時のやりとりが本当に楽になりました。
この写真で見えている奥のルーバー扉は、キャンプ道具専用の収納場所。
上がり框のところにドサドサっとキャンプ道具を出して、キャリーワゴンに積んで順番に車に運ぶ、という一連の作業も楽になりました。
とにかくスペースが広いのは助かります。
土間に使用した床材の紹介
ちなみに、土間部分はコンクリートではなく、サンゲツのフロアタイル スムースモルタル IS-728を採用しています。(今はIS-890という品番に変わっているんですね。)
↓かなりリアルなモルタル調で、フロアタイルなので汚れた際のお手入れも楽です。
今回お願いした建築事務所は、「今の生活を大切にする」といったことをコンセプトの一つに、間取りの提案をしてくれるところでした。
後々の事を見据えて今の生活を犠牲にするのではなく、その時々に最適な暮らし方が出来るように、ということで意見をもらい、自分たちも納得できたのでお願いしました。
ここは人それぞれ考え方は違うと思うので、自身のライフスタイルや価値観にあった内容でリノベーションを進めるのが良いと思います。
是非、自宅のフルリノベーションを検討の際は、こちらの要望をくみ取りつつも、すべて真に受けて盛り込もうとするのではなく、それを実施する際のデメリットなどがある場合にはきちんと説明してくれる施工会社を選びましょう。
当ブログでは、自宅マンションをフルリノベーションした様子をご紹介しています。トップページに時系列の目次を掲載していますので、よろしければご覧ください。