キッチンからダイニングにかけて、天井照明はライティングレールを設置してもらいました。
設計時から繰り返し言われていたことは、「照明の位置に正解はありません。」ということ。
これはどういう意味かと言うと、生活に合わせて照明のベストな位置は変わってくるので、ここに設置しておけば間違いない、という場所が無いということです。
気分転換に家具の配置換えをすると、それだけで照明の位置がずれてきます。
かといって、ライティングレールを天井に縦横無尽に張り巡らせるわけにもいきません。
我々はキッチンの並びでテーブルを設置することだけは決めていましたので、ここに横一直線で設置してあれば、おおむね問題ないと考えていました。
ただし、うちには撤去出来ない段差が天井部分にあり、本当の意味での横一直線でないところが悔やまれます。
ダイニングテーブルの上のあたりには、照明器具に加え、植物のポットもハンギングしています。
電気屋さんやホームセンターに行けば「ライティングレール用吊りフック」という名称でこのようなパーツが売られています。
向きを確認してレールに差し込み、90度回せばロックが掛かる仕組みになっており、簡単に取り付けることが可能です。
ただし、あまり重いものを吊り下げるには向いていないと思いますので、ライティングレール、吊りフックの耐荷重はよくご確認ください。
ダイニングテーブルの頭上の照明の並びに植物があることで、食事中など、ふと視線を上げると視界にもグリーンが入り癒されます。
ライティングレールだとこういった使い方も増えるので便利ですね。